決闘
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計なちょっかいを出すな」って言う声が聞こえたとか。彼女達は地上と何らかの関係があるんやろうか?
「まあ、会えなくとも彼女達もどこかで元気にやっているでしょう。……ところで主はやて……じ、実は……その……」
「なんで途中からリインフォースはそんなに頬を赤らめてるん? 私、何かされたんか?」
「ええと…………あのですね? 実は……マキナは去る直前に………あ……あ………ああ……主はやてに、くく……口づけを交わしました!」
「は〜そうなんか、口づけなぁ〜……そうかそうか……………へ? くくくく、口づけぇ!?」
いきなりとんでもないカミングアウトされたわ!? ちょ、ま……マジなん!? 私のファーストキスは寝てる間にマキナちゃんに奪われたっちゅう事か!!? 私、百合ちゃうのに!?
「『これで絶対に忘れられなくなるよ。今回の“報復”は大切にするんだね』だそうです」
「な、ななな、なんちゅうとんでもない“報復”をするんやあの子はぁぁあああああ!!!!!」
えっ? って事はアレかいな!? おまえの初めては未来の恋人じゃない、このマキナ様のものだぁー! って感じなん!? これじゃあ確かに忘れようにも絶対忘れられへんやん! もう何もかもが、彼女の思惑通りにはめられたわ!
「ちなみにその光景はテスタロッサ達を始めとした知り合い皆が見ていました。こう、ズキュゥゥゥンッ! って熱い口づけを見た事で、私達もその……す、すみません。上手く言葉に出来ません」
「(真っ赤)ご、ごめんはやて……あ、あたしからも何も言えねぇ……」
「はてさて……今の時代は女同士にするのが普通なのだろうか……? 男の俺にはわからないな……」
「そう言えばマキナちゃんって、ああ見えて結構大胆だったわね。普段からサバタさんへの好意と狂信的な崇拝を全く隠さないし……あ」
「そんな地雷踏んだみたいな顔せんでも大丈夫やよ。シャマル、私はもう大丈夫や。むしろサバタ兄ちゃんの事を吹っ切れたら、今度は私の初めてを奪われていたという事実で頭がいっぱいや……」
もう何というか筆舌に尽くしがたい気持ちやけど、これだけは言える。最後の最後で、彼女に出し抜かれたって訳や……。アハハ……もうマキナちゃんには敵わんわ……。
「は、話は変わりますが先程リンディ提督から、アースラの補給が完了したので我々を地球に送ってくれる話が来ています。ミッドチルダはしばらく復興に時間がかかりますし、ここに居ても特にする事がありません。戦いも終わった事ですし、久しぶりにあの家に帰りませんか?」
「あ〜そう言われてみれば大体2ヵ月ぐらい、地球に帰って無かったなぁ。……うん、そうやな、“皆”で家に帰ろっか」
そう言うとリインフォースや騎士達、扉の向こうで見守っていたフ
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