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リリなのinボクらの太陽サーガ
決闘
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は否めません。―――……ええ、この状況を上手く利用すれば、あなた方にも逆転勝利の芽が生まれます。そしてファーヴニル事変の真相を握る事は、管理局の首根っこを押さえる事にもなります。今後の外交にも切り札が……。それでは……“オーギュスト連邦”議会長……また……」

とある議会に通信を終えた直後、ミッド式でもベルカ式でもエナジーでもない、特殊な魔方陣を展開してどこかへ通信を繋げる。

ツー……ツー……キンッ。

「はい、私です。サバタは命を懸けて未来を繋ぎ、消滅しました。彼の想いは彼の撒いた小さき太陽達が受け継ぎ、多くの心を照らすでしょう。―――……安心して下さい、彼は最期まで約束を破っていません。今回の戦いで消滅はしましたが、それは一つの寿命を迎えただけ……。彼の魂は真の楽園へと昇っていき、そして……来るべき時、私達の前に再び姿を現すはずです。―――……ええ、わかっています。いずれ彼女にも旅立ってもらわなくてはなりません。その後のサポートはお任せを……。……それでは師匠……いえ、“先代ひまわり娘”……お達者で」


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