九話
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
「ねぇシン?」
「なんだ?」
ゲーム(モンハン、しかも"才能投影(センストレース)"で武器を脳内コピーしながら)をやっている神に話し掛けるステラ
「今度珠雫たちと映画みにいくことになったんだけど、一緒に行かない?」
「? 珠雫と仲良くなったのか?」
ステラの言葉にそう聞く神
実は珠雫は昔から人見知りが激しく、余り友達を作らないからである……
「えぇ、螺旋丸の特訓とかで仲良くなったのよ」
そう応えるステラ
「それで、シンも来ない?って話なんだけど」
「別に良いよ? メンバーは?」
「私と珠雫と、そのルームメイトの有栖院 凪って人がくるみたい」
「良いよ、俺も久しぶりに映画見たいし……お、ディノさん(ディノバルド)尻尾頂きます!」
返事しながらテンションが上がる神だった
●○●○
話題を変えるが、黒鉄珠雫には好きな人がいる
自分のひとつ上の兄、黒鉄一輝の親友である同い年の天地神である
珠雫は最初は兄の親友として兄と同じくらいに神を接していた……
だが、其に変化が訪れたのは、四年前、一輝が家出した時である
家の者、其も本家の人間がいなくなったというのに探しもしないのを見て、珠雫は始めて一輝が置かれていた状況を知り、自信の無知と無恥に打ちのめされた……
しかし、それ以上に驚きを隠せない事が起きたのである……
それは、
唯一、兄を助けようとした曾祖父、"黒鉄龍馬"が右腕を失う程の大怪我をおったのである……
自分と同い年の……
天地神に……
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ