暁 〜小説投稿サイト〜
異世界に呼ばれたら、魔法が使えるようになりました。
約束を取り付けました
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から言い出した約束だもの。これからよろしくね」
嘆息するようにエイダが答える。
そういった約束は守る性格であるらしい。
悪い人ではなさそうだと思いつつ僕は、
「じゃあ戻りましょうか。リリアが先に出口の方に向かっているはずだし」
「そういえばリリアが居ないと思ったら」
「さっきの魔物の角の部分を回収してもらっています」
「……そんな貴重なものを、他の人が回収してもいいの?」
「リリアは信用できる人なのでしょう? そうだよね、レイア」
話を振るとそこでレイアが頷く。
それにエイダが目を瞬かせてから、
「人が良すぎるわ。そんな風に誰彼を信用するとそのうち痛い目にあうわよ?」
「その時は教えていただけると助かります」
エイダの言葉に僕はそう答えたのだった。
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