―戦士転生―
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! イクイップ・ショット!」
ミスターTLP1800→1000
装備魔法カードを装備した時のバーン効果。ライフポイントだけを見れば、こちらとミスターTは互角のポイントとなる。もちろん三体のマスター・キー・ビートルがいるあちらがまだ有利だが、それもこの《タイム・マジック・ハンマー》によって覆す。
「バトル! セブン・ソード・ウォリアーで、マスター・キー・ビートルに攻撃! タイム・マジック・ハンマー!」
「迎撃しろ、マスター・キー・ビートル。キー・ブラスト!」
《タイム・マジック・ハンマー》には攻撃力を上げる効果はなく、セブン・ソード・ウォリアーの攻撃力はマスター・キー・ビートルより低い。しかしあらゆる手段で破壊出来ないマスター・キー・ビートルには、単純な攻撃力は必要ないとばかりに、セブン・ソード・ウォリアーは、近くの床に対してハンマーを振り下ろす。
「《タイム・マジック・ハンマー》を装備したモンスターが戦闘する時、相手モンスターをダイスの振られたターン数除外する!」
「除外……!」
あらゆる破壊を無効にするマスター・キー・ビートルも、除外を相手にすれば無力でしかない。《タイム・マジック・ハンマー》が指し示した時刻は『3』――よって三ターン、マスター・キー・ビートルはこのフィールドから離脱する。
そしてそれと同時に、《罪鍵の法−シン・キー・ロウ》で出現していた《アンブラル・ミラージュ・トークン》二体も影となって消えていく。姿を似せていた《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》がいなくなった今、《アンブラル・ミラージュ・トークン》はその姿を保つことが出来ず、ただ破壊されるのみ。
よって残るのは、《タイム・マジック・ハンマー》を振り下ろした《セブン・ソード・ウォリアー》と――まだ行動を起こしていない《マイティ・ウォリアー》。セブン・ソード・ウォリアーの背中を乗り越えるように飛び立ち、ミスターTへと肉迫する。
「マイティ・ウォリアーでダイレクトアタック! マイティ・ナックル!」
ミスターTに振り下ろされる強靱な腕。二体のナンバーズを攻略した上での一撃が、遂に叩き込まれる――瞬間に、ミスターTとマイティ・ウォリアーの間に、一体の壁のようなものが出現していた。
「私は手札から《バトルフェーダー》の効果を発動。ダイレクトアタックを無効にし、相手のバトルフェイズを終了させる」
手札から誘発される《バトルフェーダー》の効果により、マイティ・ウォリアーの一撃は惜しくも止められてしまう。そして展開しきった俺には、もうこれ以上ミスターTへ追撃する手段はなく。
「……ターンエンドだ」
俺のフィールドには《マイティ・ウォリアー》に、《タイム・マジック・ハンマー》
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