16.人生には驚きの再会がある。これって重要なフラグだよね。
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」
「いや、アレは『腐った死体』だ」
「言い方代えりゃいいってもんじゃないだろ!」
ヘンリーはメラを唱えてゾンビ達に攻撃をしている。
しかし、ヘンリーのメラじゃ埒があかない。
使えねーなコイツ!
すぐそこまで迫ってこられ、パニックった俺はバギマを唱える。
ゾンビ達は細切れになり消え去った。跡にはゴールドが落ちている。
「あれ?アレってモンスターなの?」
「だから、腐った死体だって言ったろ!」
モンスターだったら怖くねぇーや!
と、思ったけど大群で押し迫られるとマジ怖い。
慎重(歌わず)に少し進むと、そこには他にもゾンビ達と戦闘を行っている者がいる。
通常より2回り程大きいスライムに乗る騎士風の一風変わったお方がゾンビ達を相手に、一人(?)で大立ち回りを繰り広げている。
「あれは、スライムナイトじゃないか!」
スライムに乗った騎士だから『スライムナイト』…安直ぅ〜
「ヘンリーの知り合い?」
「ちげぇーよ!モンスターの一種だよ!と言っても、モンスターなのは下のスライムの部分だけだけど」
「で?何でいんの?」
「俺が知るかよ!」
お前の実家だろ!
ゾンビ達を消滅し終わったスライムナイトは、こちらに気付くと怒りを露わに問いかけてきた。
「貴様ら何者だ!この国の…太后の関係者か!」
「ん!まぁ…、義理の息子だ」
ヘンリーの答えを聞き終わるや、もの凄いスピードで打ち込んできた!
俺とヘンリーは咄嗟に飛び退く。
しかしヘンリーはスライムナイトのスピードに対応しきれなかった!
トロいなぁ…避けろよ、あんぐらい!
腹部から大量の血を流し壁際に退避する。
致命傷は避けた様だが、俺がベホイミをかけてやらないと危険だろう。
今は壁際でスラリンに薬草で応急手当をされている。
スライムナイトはというと、俺に回復させまいと猛攻撃を仕掛けてきた!
「ちょ…なんで…僕…達を…そんなに…憎ん…で…いるの?」
何とか疾風の様な剣撃をかわしつつ訪ねた。
「知らぬとは言わせぬ!レヴェリア村を滅ぼしておいて!」
「知らないよ!そんな事!」
思わず言ってしまった一言だったが、逆鱗に触れるには十分だった!
「貴様ー!そんな事だと!大切な村が滅ぼされたのに、そんな事だと!」
「違う!誤解だ!そんな事と言うのは、その様な事実があった事の事だ。君の村の事を侮辱した訳ではない!だから、だから落ち着こう!話し合いで解決しよう!?な!?」
「黙れ!!」
ヘンリーを見ると、更に物陰へ避難しこちらを覗いている。助ける気0かよ!
「死ねぇー!」
稲妻の様な剣速で襲う来る攻撃をかわし、落ち着かせる方法を考える。
故郷を滅ぼされる気持ちは解る。
出来れば殺さずに済ませたいなぁ…しかし、兜から覗く瞳は怒りが満ち溢れてい
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