2章 最終回 乙女達の挽歌6 鬼王の正体と御柱を斬れ
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「必殺技であの鬼の面を割ればいいんだよおねえちゃん」
「じゃ行くわよ直哉君」
「うん、お姉ちゃん」
「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」
「うおおおおお。面が、面がーーー」
さくらと直哉の合体必殺技が、炸裂し、ついに鬼王は膝をついた。そして鬼の面が砕けた。
ついに、この時が来た、親子の再会の時が・・・
「「お父様、お父さん」」
さくらと直哉は双天武から下りて、鬼王否、真宮寺一馬の元に駆け寄った。
その光景を見た花組全員が心から喜んでいた。
「本当に、よかったなさくら君、直哉君」
大神も安心していたが、もう一人の直哉の居場所が、わからない不安もあった。
「さくら、直哉よくやってくれた。よくこの私を、京極の呪縛から、開放してくれた事を、感謝する」
「おとうさん」
「何だ、直哉?」
「お父さんもう一人の僕の居場所知らない?」
「ああ、それなら・・・」
「そこまでだ鬼王」
!!
「お、お前は、京極」
「鬼王、お前の使い道は、ここまでのようだな」
「京極貴様、死者を蘇らせたのか?」
「左様、山崎も、真宮寺も私が蘇らせたのだ、こいつらは、いわば道具だ」
「京極許さんぞ」
大神が京極に、対し怒りを顕にする。
「さて、三人には死んでもらおう」
京極がそう言うと、さくら直哉、一馬の三人に法術を放つ。
だが一馬が、さくらと直哉の前に出て二人を法術から守りそして直哉とさくらに、伝えた」
いいか、さくら直哉もう一人の直哉を救うには、御柱の間で、二剣二刀の儀を行い御柱を斬れ、さすれば、武蔵への魔力供給は止まり、もう一人の直哉も自我をとりもどすだろう。があああ」
「「お父様、お父さん」」
「いいなさくら、直哉後は任せたぞ・・・最後に父親として、二人と話せてよかっ・・・た」
「お父様」
「お父さん」
「ぬう!!まさか、ここまで法力を使う羽目になるとはな」
「法力が尽きた以上、撤退せねば、帝国華撃団。次に会う時が、貴様らの最後の時だ」
そう言って、京極は消えていった。
暫くして・・・
「すいません大神さん」
「ああ、直哉君もういいのかい?」
「ええ、僕のほうはですけど、大神さんさくらお姉ちゃんをお願いします」
「え、それは俺より君の方が・・・?」
「いえ、駄目です。今のお姉ちゃんには、身内の言葉より、他人の言葉が冷静になって聞けるはずですから」
「わかった、そういう事なら任せてくれ。直哉君」
そう言って、大神はさくらに近づいた。」
「・・・さくら君」
「大神さん・・・私生
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ