暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico45-B嬉し悲しも想い次第
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いうので良いと思うよ?」
「ドクター。お返し、楽しみに待っていますね」
「最近、新色のバッグが出たので・・・それでお願いします。たったの28万クレジットなので」
「ん〜、じゃあ私は〜、特別に想われたいので〜、マカロンで良いですぅ〜」
「待ってくれ、娘たち。私はまだバレンタインチョコなる物を貰った覚えが・・・」
ウーノ達からのリクエストにドクターがそう返すと、3人はテーブルの上に置かれた茶菓子を見詰めた。そして「クッキーは私が焼きました」ウーノ、「マシュマロは私が買ってきました」ドゥーエ、「キャンディは私が〜」クアットロがそう言って笑顔を浮かべた。
「まさか、これを私へのバレンタインチョコとして贈るということなのかい?」
「「「はい!」」」
「・・・・・・」
これは酷い。あたし達へ出した茶菓子を、ついでみたくドクターへのバレンタインチョコとして贈るなんて。ガックリ肩を落とすドクターをこれ以上見ていられないからあたし達は「失礼しま〜す」そっとスカラボから撤退した。
そして、ここ技術部区画の入り口へ向かうことになった。あたし達からのチョコを受け取るためにユーノとクロノがそこに居るからね。歩いて数分、約束通りユーノとクロノが談笑しながら待っていた。あたし達に気付いたユーノは手を振ってくれて、クロノは小さく手を上げた。
「「「「「ハッピーバレンタイン!」」」」」
そんな2人にあたし達は日ごろの感謝の気持ちを込めて作ったチョコを渡した。
この後日談として、シスターズから伝播したバレンタインデーとホワイトデーっていうイベントが本局内にて大いに盛り上がっちゃって、女性局員が男性局員に本命や義理のチョコをあげる事態が大量発生。それだけならまだ良いのよね。だけど、3月のホワイトデーには破産一歩手前まで追い詰められた男性局員が数多く出た、という話も小耳に挟んじゃったりした。なんていうか、ごめんなさい?
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