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その手で引き金を引け!!
第五章 黒トリガー
第八話 あなたたち・・・
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彼の都合のいい代わりがほしいだけよ」

都合のいい、彼の、代わり・・・

意味わからんない・・・
意味わからんないよ!!
そのために利用された!?利用した!?
彼はそんなあんたらのために消された!?

「ふざけるな!!
あんたらの玩具なんかになってたまるか!!
私は生まれる場所は決められない・・・
でも、その先の未来は決められる。
あなたたちの運命のシナリオなんかに流されてやるもんか!!
あなたたちの必然を、私たちの必然にしてやる!!」

「・・・あなたがいなければ、私は手に入れられたのに!!」

私は無意識に変化炸裂弾を放った。
我を忘れていた。
彼らにとめられるまでは。

『戦闘体活動限界』

「え、なんで」

それは菊地原と歌川だった。
カメレオンで私に近づいて、斬った。
菊地原の腕からすでにアフトクラトルは来ているらしい。

「頭、冷やしたら?」

「あとは俺らでやります」

私は泣くしかなかった。
真相に近づいた喜びと怒りで。
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