10部分:第十章
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れでいいから。だって息抜きはしたい時にするものだからね」
この言葉をだ。直美に話した。
「だからね。その時にね」
「いい加減ね」
「たまにだったらいいんだよね、いい加減も」
「まあね。それはね」
そんな話をしながら直美を送る登志夫だった。そんなことをしてだった。直美を少しだけ柔らかくしたのだった。それがはじまりだった。
息抜きも 完
2011・2・6
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