2話
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「グ…ガハッ…オ、オレは…、まだ…」
「くっ…やっぱり強い…。そんなボロボロなのに…」
彼に残された魔力は剣を一本投影できるかどうかの魔力。しかし彼は状況をなんとか整えていた。なのはは永久に遥か黄金の剣により動けず、フェイトは射殺す百頭により動けない。管理局本部は視界に入っている。
「この勝負、オレの負けだが…管理局は破壊させてもらう!!!
―――投影、開始
―――全行程、破棄
―――虚・千山斬り拓く翠の地平!!!!」
彼が最後に投影した剣が管理局へと向かう。だが…それはビームによって防がれた。彼の虚・千山斬り拓く翠の地平はラグナロクによって粉々に壊されてしまった。やはり彼にも限界が来ていたのか、それを見届けた後、彼はその場に倒れてしまった。
「…さすが、白夜くんやったなぁ。まさか一人で私らの最強魔法を全部使わせるなんてな…。しかもそれを突破するなんて…」
最後においしいところだけを持って行った八神はやてであった。
「なんか今DISられた気が…」
ところ変わって、ここは医務室。先ほどの戦いが終了し、彼女たちとともに彼も運ばれていた。もうすでに彼女たちは目を覚まし、仕事に戻っている。彼女たちが復帰してから三日後、彼は目を覚ました。
「…ここは…」
「目が覚めた?ここは機動六課の医務室よ。」
「…シャマルか。そうか…オレは…」
負けたのか、という言葉が続く。彼は窓から見える海を見ながら、己に諭すようにつぶやいた。
「今、あいつらはどうしてる?」
「彼女たちなら、あなたより早く目が覚めて仕事に戻っているわよ。誰かさんが攻めてきてくれたおかげで怪我人が沢山出たからね。」
シャマルは笑いながら言った。彼は笑い事じゃないだろうにと心の中でつぶやいた。しかしながらそれをしたのが自分なので何も言い返せない。
彼はこれから自分がどうなるか理解している。管理局への襲撃者として、牢獄で過ごすことになるだろう。彼はそう考えていたが、現実はそうではなかった。クロノが手を回してくれたらしく、観察処分という、昔の彼女達と同じ処遇になっていた。それを聞いたのは、彼のお見舞いに彼女達やクロノ、ユーノが一堂に会した時だった。その処遇の決め手には当然、彼女達の擁護も加わっており、彼は許されたようだ。しかし彼は当然反発した。
「そんなもので済むような事じゃない!」
彼は自分がしたことを許してはいけないと語る。何か罰を与えなくてはならないと。しかしそ?な彼にクロノは言った。
「6年間、離れ続けた彼女達
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