暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第1章:平穏にさよなら
第19話「模擬戦」
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インド”!」

  四人に分身して、皆でレーヴァテインを持つ。

「「「「これで終わりだよ!」」」」

「くっ...さすがに、四人はきつい...!」

  やっぱり弾幕を凌ぎ切っていた司さんに、連携攻撃を仕掛ける。

「...でも、こっちも“仕込み”は完了してるんだよね。」

「えっ...?」

  突如、私を囲う様に展開される多数の巨大魔法陣。

「広域殲滅魔法、“満ちる極光(セイクリッド・フィナーレ)”!!」

「シャル!多重障壁展開!間に合わせて!」

〈分かりました!〉

  私を囲う様に二重、三重の障壁が張られていく。...そして、視界が光に包まれる。
  魔法が発動するまで張れた障壁は10枚...これで防げなかったら...!







       =優輝side=





「....で、自爆したと。」

「うぅ...そうなるね...。ケホッ、ケホッ。」

  砂埃にまみれた状態で涙目になっている緋雪。司さんも同じ感じだ。

「ツェアシュテールングの威力を極限まで上げて、相殺を試みようとしたら、威力が強すぎてそのまま自爆からの相打ち...か。」

「あはは...結界が壊れなくてよかったよ...。」

  ちなみに結界を維持していたユーノ・スクライアは余程の衝撃だったのか、疲労でへたり込んでいる。...非殺傷設定じゃなかったら死んでたぞ...。

「...訓練場が壊れたらどうするつもりだったんだ...。」

「ごめんなさーい...。」

  クロノさんも溜め息を吐いている。...結界が壊れなくてよかった...。

「しかし...司と互角の強さか...。」

「今回は経験の差で勝ちかけたけど、次からはそうとは限らないかもね...。」

  自爆の威力も相当だったからな。

「...さて、次は僕だけど...。」

  相手は誰になるのかな?

「...俺が行く。」

「(織崎か...。)」

  織崎は王牙と違って強い。...いや、僕からすれば王牙も充分強いけどさ。
  ...まぁ、僕が転生者じゃないか見極めるつもりなのだろうけど。実際、緋雪の魔法を見て転生者だと断定してたし。

「『リヒト、“アレ”は大丈夫?』」

〈『はい。二発だけ、装填されたままです。』〉

  二発だけ...か。まぁ、作る暇がなかったしなぁ...。作り方もまだ知らないし。

「...じゃ、行くか。」

「頑張ってね、お兄ちゃん。」

「おう、任せろ。」

  緋雪に格好悪い所は見せられないしな。





『では...始め!』

「........。」

  クロノさんの合図によって、
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