第三十八話 野村中佐!とどろけ一番!!その九
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「そして原発問題で風評被害を流すこともだ」
「あれなんか特にですよね」
「っていうか放射能で鼻血出てたらもうやばいでしょ」
「さっさと病院行った方がいいですよ」
「ガチで危ないですから」
「そうだ、死期が迫っている可能性が高い」
言うまでもなく所謂原爆症でだ。
「あの原作者は病院に行ったのか」
「どうなんでしょうね」
「それで普通に漫画に出してましたけれど」
「あと毎朝鼻血出してる元町長とか」
「この町長実在人物ですけれどね」
「この町長の名前でネットで検索すると面白い」
香ばしい意味でだ。
「それも相当にな」
「電波ですね」
「そっちの方面で」
「何かいつも監視受けてるとか言ってますよね」
「フェイスブックで鼻血拭いてる写真とか載せてますよね」
「毎朝鼻血が出るレベルだと本気で病院に行くべきだ」
即刻入院する必要があるだろう。
「余命幾許もないかも知れない」
「それであの漫画に福島の人めっちゃ怒ったらしいですね」
「出版社を告訴はならないんですかね」
「二〇一五年八月時点であの漫画連載再開してませんし」
「じゃあやっぱり」
「逃げたんですかね」
「事実上の連載中止でしょうか」
二人はこう見ていた。
「あれはアウトですからね」
「山本おさむ先生の蕎麦の漫画はちゃんと科学的に検証してますけれど」
「あの漫画については」
「相当怪しいですね」
「そもそもかつて日本のアジア再侵略だの経済侵略だのを堂々と言っていた」
過去の単行本を読めば本当に登場人物達が言っている、間違っても極左のアジテートではない。漫画の登場人物の発言だ。
「これだけでわかるな」
「そんな発言するのってあれですよ」
「それこそ極左位ですよ」
「昔でも」
「現代書館とかで書いてる連中とかじゃないですか」
「学生運動崩れの」
「過激派じゃないですか」
日帝の経済侵略だの言っている連中の発言全体や出している本だのから伺える背後関係を調べても実に面白いことがわかる。
「じゃああの原作者」
「そもそも学生運動やってましたし」
「初期はそうした原作ばかりで」
「週刊金曜日にも原作出してましたしね」
「そういった人間なのだ」
要するにだ。
「結局はな」
「それでそうした漫画ですね」
「風評被害も何でもありの」
「だから似非グルメ漫画なんですね」
「作者もこう書くんですね」
「そうだ、ちなみにあの原作者は総連の機関紙のインタヴューも受けていた」
作者がこの目で確認したことだ、朝鮮画報という雑誌だ。
「そういうことだ」
「要するに、ですね」
「そういう原作者ですね」
「だからその主張もですね」
「警戒した方がいいですね」
「そうだ、ではだ」
ここまで話してまた言う悪田部だっ
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