『Ourselves』
[8]前話 [2]次話
僕は君達と過ごした日々を忘れないよ。
例え其れが忘れたい位の絶望に覆われていたとしても。
永遠に、忘れられない。
永遠に、忘れたく無い。
冷たくて凍えてしまいそうな位、淋しくて悔しくて、情けなかった想い。
熱くて血が煮えたぎってくような、憎しみと殺意に沸き立った想い。
忘れないよ。
忘れない。
忘れられないよ。
忘れたくても。
忘れちゃ駄目なんだ。
永遠に忘れちゃ駄目。
僕達自身が忘れない。
何でもない毎日を誤魔化して生きてる。
何でもない事なのに誤魔化して笑ってる。
そんな毎日が過ぎ去ってくだけの僕だけど、決して忘れない。決して、永遠に忘れないよ。
皆が永遠に忘れなければ、いつかまた皆で、今度は苦しむことなく楽しい日々を過ごせるかな?
僕達自身が、誰より願うんだ。
ひとりひとりが皆、僅かでも光を掴めますようにと...。
こんな悔しい想いに引きずられないで済むような人生を、と。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ