地上最強メンバー探しへ!
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俺たちが雷門中に向かっている頃、豪炎寺は─────
「夕香、少しのあいだ留守にする」
豪炎寺は車椅子に座っている夕香に話した。
「えっ?」
豪炎寺の突然の言葉に夕香は驚いたような寂しげな表情を浮かべる。
「…せっかくお前が良くなったのにすまないな、でも約束する…。お兄ちゃんは必ず戻ってくる。そして誰よりも近くでお前のことを守るよ…、もう二度とあんなことが起こらないように…」
「うん…。頑張ってねお兄ちゃん!」
「…ああ。ありがとう夕香!それじゃ行ってくるからな…」
その病室の外には正体不明の2人の姿があった。
「…あいつの精神力はやはり並外れているようだ。どうする?」
「なあに、人を操る方法などいくらでもあるさ。…ククク」
そしてその2人は病室を後にした豪炎寺に近付いた。
「お前たちは何者だ!」
その2人は豪炎寺を見て、ふっ…と笑うと話した。
「お前が…豪炎寺 修也か?」
「…!?」
─────────
「みんなもう着いてたな…」
「雷藤!早く来いよ!」
「ああ」
そこには吉良瞳子という女性もいた…。当然といえば当然だが。この女性がこれからの雷門中の新監督か…。
「出発の準備は出来たのかしら?」
俺は女性…。瞳子監督を見ると話した。
「後は豪炎寺が戻って来るのを待つだけです」
その時、円堂が叫んだ。
「ああーっ!」
「うわっ!びっくりした!どうしたんだ円堂?」
「そうだっ!大事なものを忘れてたっ!!」
そう言うと円堂は走って、部室があった場所に向かっていった。
俺たちも円堂に続き、部室があった場所に向かった。
「円堂何をしてるんだ?」
「…!あったぁ!」
「あっ、それは…!」
「雷門中サッカー部の…看板」
「部室はこんなにメチャクチャになったのに、ちゃんと残っていたッスね」
円堂はその雷門中サッカー部の看板を見つめながら話した。
「…俺はエイリア学園を許さない、サッカーは何かを壊したり、人を傷つけるためにやるんじゃない。宇宙人に本当のサッカーが何か教えてやる!」
俺は円堂の言葉を聞いて、口を開いた。
「ああ、俺もそのつもりだ。もう一度奴らと戦おう。そして勝つんだ!」
「どんな相手でも一歩も引かない…。それが円堂だよな。…引かないぜ俺も!」
「うん!雷門イレブンの新しい挑戦だね!」
俺が話すと、風丸、心美も話した。そして俺は円堂に向かい話した。
「入院した皆のために頑張るぞ!」
「みんな…!よしやろうぜ!!」
「まったくお前は…。相手は宇宙人だぞ…。いつもの調子で やろうぜ はねぇだろうよ」
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