M?RΩ編
忍び寄るフェイク
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せ!」
「それじゃあ間に合わない!!トトッ!!」
「ハイスピード!!」
丁度その場にいた嘗てのメルのメンバーであるドロシー、アルヴィスも敵に攻撃の攻撃を阻止しようとARMを発動させようとするが間に合わない。アトモスが操るフェイクのガーディアンが更なる力を傀儡から吸い上げそれを宮殿に向けて放とうとした瞬間―――
「……何……!?」
「え!?」
巨大な砲等を向けていたガーディアンは動きを完全に止めた。砲等は次第に切断されたかのようにずるずると落下して行き遂にガーディアンそのものが消滅してしまった。
「―――やれやれ。久しぶりに帰ってきたかと思ったまた厄介事か。つくづくこの国も面倒だな」
「だ、誰!?」
「それにしてもまた貴方に会う事になるとはね―――ミスター」
「お、お主はもしや……!!おおっ我が第三家来!!」
「ええお久しぶりです」
その場に現れたのは鷹のような鋭い瞳に白銀のような髪。そして聖人のような気高い雰囲気、そしてその手にした剣は全てを断つ事が出来るほどに鋭い物。
「お帰りジーくん♪ナイスタイミング♪」
「ただいまドロシー。アルも居るとは以外だったがな」
「ああ久しいな親友」
「前大戦の英雄の一人……竜騎士、ジークフリード!!!」
「さてと、お前のガーディアンは既に沈黙している。まだやるつもりか?」
「いえ私はこれで手を引きましょう」
アトモスは体を次第に霧のように変化させ消えて行く、空に混じっていくように上っていくアトモスは勝ち誇ったかのような口調で語り続ける。
―――伝える事は伝えました。後はお前たちだ、命を使い果たしてでもバッボを奪え!!
その場に残っているのはフェイクARMによって傀儡にされてしまった人達のみ。峰で斬り付け気絶させようと考えたがその前に
「カイッ!」
「ああ!いっけぇえ!!」
バッボを投げつけた少年、カイによって人々は気絶させられ終わりと告げていた。
「しかし……また、厄介ごとになりそうだな」
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