第8章 第5次イゼルローン要塞攻略戦 前編
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とのことであった。
また、ほかの連隊も敵の駐留艦隊撃滅に成功または敵が降伏したためその残りの処理を行うとのことであった。このほかの2連隊が制圧している衛星は距離も我々から遠く敵は攻撃価値を見出さなかったのか攻撃部隊は来なかった。
しかし、敵が来ていたら予備宇宙戦力を分散せざる負えなかったので危なかったといえる。
そんなこんなで戦線は活発に動いていた。
第2艦隊にいるニコール衛生准尉からもらった腕時計を見ると1450時。
そろそろだと思い隣にいたマーズ・カマック中尉という参謀にオペレーター任務を委託した。
作戦室に足早で向かう。
イゼルローン要塞攻略作戦案をわきに抱えて。
作戦室に入る。
そこには、要塞制圧作戦にかかわる全陸戦士官一番下は少尉から上は少将まで50名近くがいた。
もはや会議というよりは説明会に限りなく等しかったが。
シトレ大将は
「では、はじめようか諸君。」
と言ってスクリーンに並行追撃作戦と無人艦艇突入作戦の経過を話した。
作戦は翌日5月7日1200時から開始。
1200時 並行追撃作戦開始。
1400時 並行追撃作戦になるように混戦状態を作り出す。
1430時 無人艦艇突入と同時に陸戦部隊出撃命令下令
1500時 第2艦隊先遣隊とともに要塞制圧作戦部隊要塞侵入 制圧作戦開始
というのが全体の手順であった。
シトレ大将はしゃべり終えると
「並行追撃および無人艦艇突入作戦概要は以上だ。
では、シュナイダー大尉。制圧作戦の概要の最終説明してくれ。」
私は
「はっ」
立ち上がって要塞制圧作戦の詳細について話した
「最終説明を開始します。
まず、中央指令室に近い第1,3,45軍港へ4個白兵戦連隊及び2個艦隊陸戦隊を投入し敵の防御兵力をそちらへ引き寄せ、第3軍港から侵入したローゼンリッター連隊1個中隊と近接白兵戦に長けた第1特殊作戦コマンドチームA、Bががコンピューター制御室を制圧します。
そこから、あらかじめバクダッシュ少佐が作成したウイルスを用いてコンピュータをハッキングし要塞の攻撃・要塞統制機能をコンピューター制御室からのみでしか使えないようにし、味方艦艇の要塞内への侵入を誘導し要塞外にいる残存敵艦艇をトールハンマーにより撃滅します。その後、残敵掃討作戦を行いようさを制圧します。
以上です」
ここにいる第102宙陸両用群の第9,100特殊強襲白兵戦連隊と第11白兵戦師団の19,22白兵戦連隊そして第2艦隊第22,12艦隊陸戦隊そしてローゼンリッター連隊と特殊作戦コマンドの隊員たちはこの日のためにこの作戦に沿って演習を続けてきたんだ。負けるわけにはいかないし負けたくない。そして、必ずイゼルローン要塞を落とす。
若干連隊長たちから質問が飛び交ったが会議は1時間半程度で終わった。
最後にシ
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