36話
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??ぐあああ!」
突如背中に焼け付くような火球が降ってきて、予期せぬ攻撃に吹っ飛ばされた。
「くっ。セシリア、状況!」
と振り向くがそこに見えたのはゼフィルスに攻撃を受けて肩から血を流すセシリアと謎の金色の繭に包まれたISの攻撃に防御をなんとかしている箒の姿だった。
「っ、・・・てめえら・・・」
ふつふつと湧き上がる殺気と怒気が混ざり、対の刀を呼び出す。
とセシリアがゼフィルスに向かい手で作った銃で撃つような仕草をすると、どこかに行っていたビームがどこからか敵の体を貫いた。
「??」
そして俺は時を止める。そのままゼフィルスに近づき、再び時は動き出す。
「なっ??」
と驚きを隠さないが流石軍隊を襲撃する相手は引く体勢のままビームを撃つ。
「スサノオ」
と刀にスサノオを纏わせビームを消し去る。
そして倒れるセシリアを抱える。
「すまない。すぐに運ぶから安心しろ」
とセシリアに伝えると激しい攻防のせいか気を失った。
「ふん・・・そのまま行かせるとでも思っているのか?」
と近接のブレードを振り、俺へ向かう敵。
「ああ、思ってるよ!」
とスサノオを出し、相手のブレードごとへし折り、吹き飛ばす。
「ぐっ・・・一体貴様こそ何者だ?」
「うるせぇ、おれがセシリアを抱えているうちに消え失せろ。じゃないとー」
と全て言い切る前にゼフィルスは何者からの連絡を受け、もう一人のやつとどこかへ逃げて行った。
「ふーっふーっ、落ち着け俺」
と今すぐにでも追いかけて殺したい衝動を抑え、すぐに安全なとこまで運ぶ。
しかし、セシリアを先生達に任せると急激な疲労のせいか、俺も気を失ってしまったのだった。
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