危機
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の剣で壁を一閃する。
するりと紙の様に壁がたてに切れる。
とりあえずは節約のためにあともう一閃、そうアリシアは思い振りあげるけれどそこで、ふっと剣の輝きが切れた。
「! ちょ、待って。あともうちょっとなのに!」
その剣につけられた“有機魔素化合物”が完全になくなっている。
これではただの“剣”でしかない。
パンと大きな音がしてアリシアのすぐ横を銃弾が飛んでいくのが見えて、
「さて、そろそろお追いかけっこは終わりにして頂けると嬉しいですね」
紳士が笑い……そこで下の階からうめき声が聞こえたのだった。
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