暁 〜小説投稿サイト〜
ベスト・パートナーは貴方だけ
危機
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
の剣で壁を一閃する。
 するりと紙の様に壁がたてに切れる。 
 
 とりあえずは節約のためにあともう一閃、そうアリシアは思い振りあげるけれどそこで、ふっと剣の輝きが切れた。

「! ちょ、待って。あともうちょっとなのに!」

 その剣につけられた“有機魔素化合物(エーテライド )”が完全になくなっている。
 これではただの“剣”でしかない。
 パンと大きな音がしてアリシアのすぐ横を銃弾が飛んでいくのが見えて、

「さて、そろそろお追いかけっこは終わりにして頂けると嬉しいですね」

 紳士が笑い……そこで下の階からうめき声が聞こえたのだった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ