第8弾 無心で戦えって言っても無心ってなんだよって話!!
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か? なんか何処かで見た事あるような無いような……てか背中痛!! 飛鳥文化アタックなんて出してないのによぉ。 てか木刀何処いった?
俺は左右に視線を動かしたが見つからなかった。
「砕け散ったのか? あの蹴りだったらあり得るな……うん。 スゴかったし、輝いてたし…またアマゾンで頼むか……」
━ジャリ……ジャリ……
はやっ!! もう来たのか!? お前は島風かっちゅうの。
速き事島風のごとしです!!
兎に角武器は……平賀に貰った(押し付けられた)サバイバルナイフがあったな。
これでやるしかないか……最悪鉄パイプを使うか。 拾っとこ。
「ん、木刀は砕けたのか、そんなナイフと鉄パイプで勝てるのか? 素直に降参しろよ」
「悪いな…俺は侍だぜ? 簡単に諦めきれるかっての」
「外の人間にしては心が確りしてるな。 しかし所詮は外の人間、能力者には勝てない運命だ」
「ハッ! 運命なんて奴はてめぇ自信で決めるもんだ。 俺の師匠…織斑千冬はそう言ってたぜ?」
おっと 、口が滑っちまった。 まぁいいか。
話すなら全て話せよホトトギスってか、
「俺がまだ未熟だったとき、知り合いからの紹介で千冬さんの所に押し掛けでいったんだよ。最初は無視されたけど諦めたのか稽古つけてくれたんだよ、その時は確かIS学園の二年目の教師をしてたな」
話して内にどんどん閃輝の顔が厳つくなっていな。
ワァコワイ(棒)
「週に二度ほど帰ってきて、稽古をつけてくれたな。
夏休みに入ると特別にIS学園に招待され其処で稽古をつけてくれてよ。 いや今の俺があるのは千冬師匠のおk」
「黙れえええええ!!」
閃輝は怒鳴りながら突っ込んできた。 俺は閃輝の刀を交わして弾き、後ろに下がる。
「俺の大事な記憶を弄ってくれやがったあのクソ千冬の弟子なら、遠慮なく殺してやる!」
「いや君最初からマジで殺しに掛かって来てない!?」
俺は鍔迫り合いに持ち込み、二人同時に後ろに下がった。 少しにらみ合い、俺達は殆ど同時に走りだしジャンプした。
鉄パイプと刀が交差する瞬間。
「満月!!」
必殺技を発動。 その場で一回転し閃輝の刀を背中すれすれで交わし、無防備な頭に踵を叩き込んだ。
━ドンッ。 と音が鳴り響き閃輝は地面に衝突した。
俺は鉄パイプを逆手に持ち突き刺すように着地したが、手応えが無かった。
━ゾクッ!!
「ッ!?」
瞬間俺は背中を舐めるような嫌な悪寒を感じ、そのまま本能に従い俺はおもっきり横に飛んだ。
瞬間━ゴオオオオオオオオッ!! 背後にかめはめ波のようなレーザー系の特有の音が聞こえた。
その威力を全身を持って感じた後、気付いた。
ナイフにボタンがついてることに、
(チャンスだ。 今あの野郎はレー
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