第8弾 無心で戦えって言っても無心ってなんだよって話!!
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
「痛っ!?」
閃輝は頭を抑えながら刀を振ってきたが、俺はその刀を踏み台に閃輝から離れた。
直ぐ様ソーコム拳銃を引き抜き2,3発撃つが、刀を使って弾いた。 凄いな。
閃輝は近付き刀を上から降り下ろしてきたが、俺は木刀を上に構えて防いだ。
その間に俺はマガジンリロード、特殊弾を入れてるマガジンに切り替えた。 俺は近距離で閃輝に狙って特殊弾をぶちこんだ。
因にその特殊弾は相手の動きを阻害する「毒手弾」と言う。
「なっ!? 動きが……地面がせまっ」
━ドゴーン!!
閃輝は地面に激突。 俺は当たる前にベルトのワイヤーをビルに引っ掛け事なきえた。
俺はベルトを操作しながら地面に着地し、小さいクレーターになっとる閃輝激突現場に近付く。
こりゃしちゃったかもな…9条破り。
と思ったその時、クレーターから伸びた手が首を強く掴んだ。
「カッ……ハッ……」
やべぇ。 息が出来ねぇ。
少し曇る目に見えたのは鎧を纏った閃輝だった。
(衝突の瞬間に鎧を纏って衝撃を半減したのか!?)
すげぇな。 いや思うだけで変身出来るなら別に凄くないな…今の取り消しで、
「今のは危なかった…普通の人間にこの状態になるとは、俺もまだまだって訳だな、まぁ…もういいからさっさと死ね」
怖ぁ!? 怖いなこの子、少し親の顔が見たいな。
あっ……こいつ親いなかったな。
しかしまぁ首を絞められてるのにロクな事しか思いつかねぇな。
「まぁ俺は当分死なねぇな」
無意識に呟いた。 そして同時に閃輝の腹をおもっきり蹴り飛ばした。
閃輝は堪らず俺の首を離し、俺は少し距離をとった。
「今から楽しめるのに…死んだら勿体ねぇじゃねぇか」
「そうか…でも死ねぇ!!」
閃輝は一瞬で距離を詰め、上から刀を降り下ろしてきた。 俺は木刀を横にして受け止め、何とか弾いた。
俺は少し下がり閃輝の足を蹴った。 閃輝は能力に頼りすぎだな、体術がなってないな。
閃輝は少し体勢を崩し、顔が俺の腹の部分に降りてきた。 俺は木刀を下から切り上げ、顎を打ち抜いた。
閃輝はぶっ飛び、受け身も取れずに倒れた。
(イッキに行くかぁ!!)
俺は走りだす。 しかし閃輝が起き上がり、弾幕を放ってきた。 俺は横に飛び、ビルの壁を駆け抜け弾幕を交わした。 着地し一気に距離を詰め用としたが、閃輝は刀で地面を持ち上げ投げつけて来た。 俺はそれを木刀で砕いた。
(あっ…しまった)
砕いた地面の先には閃輝の足があった。
やられた。 地面で俺の視界を防ぎ、自分は地面の後ろに移動したのか。
閃輝は能力で蹴りの早さをあげ、俺は木刀でガードしたが吹き飛ばされた。
━ガラッガッシャン!!
「背中痛!! んぁ?」
ビルの建設現場
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ