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ULTRASEVEN AX 〜太正櫻と赤き血潮の戦士〜
第弐話 救世主,光臨
2-1 違和感
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ってなおヘマをやらかしたとしか思えない。
でも、それでもジンに本当のことを忘れたままでいてほしかった。
このまま…帝劇で平凡に働くただの人間として…。自分の養子として…普通に幸せに。
(あいつはもう、十分にやってくれたんだ…『あん時』から、ずっと…これ以上こいつを酷使するのは…)
意味深なことを心の中で語りながら、米田はジンが去っていった医務室の入り口を見た。


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