第1話 プロローグ ~もう一つの世界~
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とまるで返事をするように大きなうめき声を上げこちらに突進してくる
「逃げるが勝ち!」
と言って本気で走る、走るのは苦手だが取り敢えず走る
ある程度走っていると別の裏路地から声が聞こえる
「こっちだ!」
咄嗟に声が聞こえた方に駆け込む
すると声を出した男が何かを振りかぶり影の塊を叩き潰す
男が持っている物は手斧だ少しばかり口元に髭を蓄え細い目をこちらにむけ、尋ねる
「大丈夫か?」
と聞かれ「無理、大丈夫じゃない、なにあれ」と棒読みで返す
「まあ後で話す」
と生返事だ
「取り敢えず付いて来いよ」
そう言って歩き出すあとを付いて行く、知らない人について行っちゃいけませんと言う幼少期に言われた言葉を思い出すがまあ、そこまで子供ではない
この世界の事については何も知らない、が不思議と高揚感があった、
これは楽しい事になる
と
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