暁 〜小説投稿サイト〜
オズのポリクローム
第十二幕その十

[8]前話 [2]次話
「そのことをお祝いしてパーティーを開きましょう」
「それじゃあ今から」
「パーティーですね」
「そうよ、皆で楽しみましょう」
 そのパーティーをというのです。
「是非ね」
「じゃあ今から」
「皆で」
「もう用意は出来ているわ」 
 既にというのです。
「王宮の中でね」
「あら、もうなの」
「いつも皆の旅を見守っていたの」
 王宮にあるオズの国のあらゆる場所を観ることが出来る鏡で、です。オズマは皆が旅に出ている間は毎日その鏡で安全を見守っているのです。
「それで今日帰って来ることを知ってたの」
「今朝に、なのね」
「そう、だからね」
 それでというのです。
「ジュリアにお話して用意してもらってたの」
「そうだったのね」
「そうよ、ではね」
「これからなのね」
「パーティーを楽しみましょう」
「その前にお風呂をどうぞ」
 そのジュリアも皆に言ってきました。
「何時でも入られますよ」
「そういえば今朝は」
「そうだよね」
 神宝とカルロスが二人でお話します。
「まだね」
「お風呂に入ってないよね」
「それじゃあ」
「今から」
「はい、お風呂に入って」 
 そしてというのです。
「服も着替えられてはどうでしょうか」
「その服だけれど」
 ポリクロームがジュリアに答えました。
「雷の精霊さんの長さんから貰ってるの」
「雷の精霊さん達の服を」
「そうなの。トト達はリボンでね」
 そしてというのです。
「魔法使いさんはタキシードで」
「私もお風呂をご馳走になって着替えてくるよ」
 お洒落な魔法使いも言います。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ