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ロックマンX〜5つの希望〜
Another36 神
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ても構わないと言わんばかりに致命傷を避けながら接近した。

ゼロ「喰らえリディプス!!幻夢零!!!!」

リディプス「なっ!?ぐあああああああ!!!!」

幻夢零の衝撃波は、超フォースメタルのバリアとぶつかり合い、拮抗するが、バリアを粉砕しながらリディプスに炸裂した。

エックス「くっ…、やった…?」

何とかダメージから立ち直り、目を覚ましたエックス。

ゼロ「はあっ!!はあっ!!」

膝をつくゼロ。
いくら致命傷を避けたとは言え、防御力が低いプロトフォームで攻撃を受けたのだ。
アーマーの所々から火花が出ていた。
負荷を軽くするためにハイパーモードを解除した瞬間…。

リディプス「ふ、ふふふ…今のは少し焦ったぞ…」

ゼロ「な…っ!!?」

シナモン「そ、そんな…」

エックス「バリアとの激突で、幻夢零の威力が落ちていたのか…!?」

リディプス「この程度では私を倒すことなど不可能だ。」

シナモン「ゼロさん、今回復を…」

リディプス「余計な真似をするな!!」

シナモン「きゃあああああっ!!!!」

リディプスの高出力レーザーがシナモンに炸裂した。

ゼロ「シナモン!!」

エックス「く…っ!!よくも…」

ボロボロになりながらも立ち上がろうとするエックスを嘲笑うリディプス。

リディプス「ハハハハハ…なんと貧弱なことか!!分かるか?これが究極の力…神の力だ!!」

リディプスは細い首を伸ばして、背後の地球を見遣る。

リディプス「見よ、我が手にはこの星すらちっぽけだ。私は世界を統べる神となったのだ!!フハハハハハ、ハッハッハッハッハッハ!!!!」

エックス「くっ…!!お前の好きになど、させるものか!!」

ゼロ「このまま、やられてたまるか…!!」

エックスとゼロが起き上がり、バスターとセイバーをリディプスに向けた瞬間、リディプスの掌から放たれた高出力レーザーがエックスとゼロに炸裂した。

エックス「ぐあっ!!」

ゼロ「ぐっ!!」

リディプス「大人しくひれ伏しておれ!!」

再び地面に倒れたエックスとゼロ。
2つの超フォースメタルの恩恵により圧倒的な力を得たリディプスの猛攻により、エックス達は全員倒れてしまったのだった。
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