Another36 神
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ー反応は紛れもなくリディプスの物だ。
しかもリディプスの近くに強大なエネルギー反応が2つもある。
アリア「このエネルギー反応は…リディプスと…この2つのエネルギー反応は何?」
モデルXのエネルギー感知器も正常に働いているようで、アリアは顔を顰めている。
ゼロ「恐らくは超フォースメタルだ。イプシロンの超フォースメタルとミサイルの弾頭に使われていた超フォースメタル…。やはりリディプスが回収していたか」
ルイン「うん…」
近付けば近付く程、凄まじい威圧感がエックス達を襲う。
しかしもう後には引けないため、エックス達はブルーアースロードの通路を一気に駆け抜けた。
そして見渡す限り、黄金色に彩られた実験場のような場所でエックス達はリディプスと再会した。
リディプスは全ての外装を取り払ったような姿で、巨大な機械に植えつけられていた。
頭部にはアクセルの額のコアに酷似した物がある。
リディプス「神の御前だぞ。跪いたらどうだ?」
こちらを見下ろしながら言うリディプスに全員が目を険しくした。
エックス「リディプス。お前は超フォースメタルを手に入れるため、俺達を利用したんだな?」
リディプス「そうだ。イプシロンの奴が上手く隠していたのでね。君達のような優秀なレプリロイド達に働いてもらったのだ。」
エックスは眩しいドームの天井を見上げた。
そこには2つの超フォースメタルが、美しい黄金色に光り輝いていた。
左右の超フォースメタルは、色も形も大きさも全く同じだった。
あのどちらかがメルダ鉱石プラントのミサイルの弾頭に使われていた超フォースメタルで、イプシロンの心臓であった超フォースメタルなのだろう。
エックス「…確かに、イプシロンの考えは危険だった。超フォースメタルを進化に使うことは、イレギュラーを生み出す可能性があった…だけど…!!」
エックスは無意識に拳を握り締めていた。
確かにイプシロンもレプリロイドの進化という願望に取り憑かれていた。
しかし、根本的にリディプスの抱いているものとは違っていた。
エックス「…だけど、お前のように、最初っからイレギュラーだったわけじゃない!!リディプス、お前は狂ってる!!」
怒りと共に腕をバスターに変形させ、リディプスに向けた。
しかしリディプスはそれを嘲笑うと、静かに口を開いた。
リディプス「フハハハハハハ…。そのイプシロンは君に言わなかったかね?イレギュラーかどうかは、歴史だけが決められることだと!!レプリロイドが、より高い能力を求め進化する…。それは自然なことだ。違うか
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