学園祭のライオンハート
第三試合:『僧侶』同士の戦いと第四試合:異能の力を見せた黒神
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無限大となった。そしてドラゴンに向かって実弾とビーム攻撃により、近接武器での攻撃で爪や尾を斬り取って目を潰して翼を斬り落とした事で地面に落下した。アーサーは『騎士』と『僧侶』に向かって行くが、突然叫んだ『僧侶』であるサブノック。
『ここだッ!聖剣よッ!その力を閉じよッ!』
相手の『僧侶』の杖が怪しく光輝き、アーサーの全身を捕えたが聖剣エクスカリバーを抜いてから、金色の結界に守られたので効果はなかった。ゼノヴィアはアレを撃つのかギャスパーに指示を出して、来させないようにしていた。だがアーサーが持つ二本に聖剣によるからなのか、コウモリ達が聖なるオーラに反応して散らばってしまった。
『な、何故だ!なぜ僕の神器である「異能の棺(トリック・バニッシュ)」が効かないんだ!』
『簡単ですよ。私が持つ聖剣と守護結界により、異能なる呪いは私にとって効果などありませんから』
『「異能の棺(トリック・バニッシュ)」は、自分の体力と精神面などを極限まで費やす事で特定の相手能力を一定時間完全に封じる神器だ。バアルの「僧侶」は自分の力と引き換えにアーサー選手の聖剣を使う力を封じたように見えますが、黒神チームの守護結界により効果が無かったようですな。一ちゃんの力を込めたお守りを持たせていると思うので、呪いや防御に特化した持ち物だと思われます』
左手に聖王剣コールブランド、右手に聖剣エクスカリバーを持って聖なるオーラを最大限に引き上げて『僧侶』に振り下ろした。一方ドラゴンになった『戦車』は、ISチームの連携によって倒れた。残されたゼノヴィアとギャスパーとまだ残っていたサブノックが、最後の意地を見せた。カシャカシャとエクス・デュランダルの鞘がスライドして、攻撃フォルムへと姿を変えていく。
『くっ!ラードラがやられただと、だがまだ立てる力が残っているなら僕らの一撃をアイツらに見せるんだ』
『そう思って待っていたぞ!コイツらを吹き飛ばす程の威力を持って、私達の勝利をもぎ取るんだ。ラードラの火炎と共にやるぞ!』
天高く立ち昇る聖なる光の柱は、エクス・デュランダルが生み出した極大のオーラだった。あれをまともに喰らうともなると、いくらこちらが人間だったとしても耐えられないだろうと思っていたゼノヴィア達。ドラゴンの火炎放射とエクス・デュランダルをアーサーら目掛けて解き放つ。普通なら負ける事になるが、こちらは悪魔ではないからか簡単に防いでみせたゲオルグだった。
『何だと!大質量の聖なるオーラの波動により、相手を飲みこむはずなのに何故奴らは防いでみせたのだ!』
『一つだけ忘れていますよ。私達には神の加護がありましてね、金色の守護結界により守られているのですよ。そっちが聖剣による攻撃をしたのなら、こちらも容赦しない攻撃をさせてもらいます!』
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