学園祭のライオンハート
第三試合:『僧侶』同士の戦いと第四試合:異能の力を見せた黒神
[1/6]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
『第二試合を終えてバアル&グレモリーチーム六名、黒神チームは誰も失っていません。黒神チームが優勢ですがまだ分かりません!ゲームは始まったばかりだからです!アザゼル総督に聞きたいのですが、あの姿は何だったのでしょうか?』
『こっちが聞きたいくらいですが、あれは魔術による攻撃ではなく実弾とビーム兵器によるものかと思われます。それに呂布選手に重力を浴びせても立ち上がったのは、一ちゃんによる鍛錬で動けたのでしょう。ヘラクレス選手が言ったように、一ちゃんの基本的な鍛錬方法は重力を上げてのランニングですからな』
さてと第三試合はどうなるかな。両『王』である俺とサイラオーグがダイスを振った事で、合計数は3となったので『騎士』か『僧侶』だな。
「『騎士』は取っておきたいから『僧侶』であるルフェイ。行ってくれるな」
「はい、一誠さんからの頼みならどこだって行きます」
こちらはルフェイだが、相手チームは誰なのか盗聴するとどうやらグレモリー側のを残してバアルの『僧侶』を出すと言っていた。確か名はコリアナ・アンドレアルフスだったが、記録映像では投げ槍のような形状の氷の魔力を放つのが得意な者だったか。フィールドはどうやらお花畑だからか、女同士の戦いには持って来いの場所かもしれんな。
『私はサイラオーグ様の「僧侶」コリアナ・アンドレアルフスです。あなたの名前は?』
『私は一誠さんの「僧侶」アーサー・ペンドラゴンの妹のルフェイ・ペンドラゴンです』
『第三試合、開始してください』
宣言後、双方魔力弾を撃ちだすが力はルフェイの方が強い。ルフェイは、消滅の魔力を追尾性のミサイルかのように撃ち出した事でアンドレアルフスは防御魔法陣で防御した。
『やるわね、お嬢ちゃん』
『私はまだ本気を出していませんよ』
投げ槍のような形状の氷の魔力を放っているが、ルフェイは魔法の杖から剣となった事で槍を粉砕しながら手で魔法を撃っていた。魔力攻撃を避けながら花畑を駆け回っている内に、アンドレアルフスは最大威力なのか巨大な氷の槍を投げた事でルフェイに当たりそうになる。ルフェイ護衛用であるゴッ君を召喚した事で氷の槍を粉砕してもらった。
『おおっと!コリアナ・アンドレアルフス選手の攻撃をゴーレムのようなので、防いで見せたペンドラゴン選手ですがあのゴーレムは何でしょうか?アザゼル総督』
『あれは古の神に作られた戦闘用の身長十メートルある巨大ゴーレムで、ゴグマゴグと言います。本来だと腕に対大型魔獣用の機関銃が搭載されていますが、あれは回収改良したのかそのようなモノは搭載されてないようですね』
『ゴグマゴグと言えば次元の狭間に機能停止状態で多数廃棄した、と情報にはありますが何故ルフェイ・ペンドラゴン選手が召喚したのでしょうか?』
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ