学園祭のライオンハート
第二試合:拳と戟と技習得によるハイマットフルバースト
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スと恋に黒歌、出番だ」
「俺達の出番か。前よりパワーアップした力を見せてやるぜ!それも俺の俊足と圧倒的な攻撃力と言うのをな、呂布である恋と黒歌との出撃か」
「・・・・恋、頑張る」
「白音の相手は私がやるからにゃ、ヘラクレスと恋は他の相手を頼んにゃよ」
「それとヘラクレス、あちら側はもう元英雄派だと知っているからさ。仮面とローブ取れば?」
「いんや、俺はまだこの姿のままでいるぜ!一誠同様、主に相手を驚かせる為でもあるしな。行くぞ、恋と黒歌!」
「・・・・うん、行ってきます。ご主人様」
「私にお任せにゃ。と言う訳で出撃前のキスをしてぇ『はいはい、行ってらっしゃい黒歌』・・・・恋もキスしたし、これで手加減抜きで戦えるにゃ!」
恋と黒歌にキスをしたが、ヘラクレスには背中を叩いた事で黒の駒のリミッターを外したのだった。三人は魔法陣で転送されて行くが、次に映像で映し出されてフィールドは薄暗い神殿内。屋内で巨大な柱があちらこちらに生えていて、祭壇らしきモノも奥に見えるが天井が崩れていて外が見えているようになっていた。ディオドラ戦を思い出すが、今頃アイツは虫カゴの牢屋にて悪魔式裁判で裁かれたようだ。
『俺はサイラオーグ様の「騎士」の一人、リーバン・クロセル。こちらのデカいのは「戦車」のガンドマ・バラム』
『私はリアス様の「戦車」ロスヴァイセ、こちらも同じく「戦車」の塔城小猫さんです。今回この四名で対戦しますから、そろそろ貴方達も名乗って下さい。特に仮面姿が気になりますので』
ロスヴァイセがそう言ったので、ヘラクレスはローブと仮面を取った事で恋は擬態で方天画戟にする。黒歌は自前の猫耳と猫尻尾を出してから、白音を見ていた。
『俺と恋は一誠の「戦車」で、黒歌は「兵士」だ。俺の名はヘラクレス、ギリシア神話のヘラクレスの魂を受け継ぐ者だ。彼女は呂布だが、俺達のような呂布の子孫ではなく正真正銘の呂布だ。別世界から来たそうだが、そして彼女は黒歌。そちらにいる小猫さんの実の姉なので、今回相手をするのは猫又姉妹としてだ。俺はそこのデカい野郎と戦うが、呂布はロスヴァイセとクロセルを相手してもらおうか』
観客はざわめく、ヘラクレスも驚きだが呂布が現れた事に心底驚いてる様子だった。それと姉である黒歌が居た事で、白音は驚いた様子であったが今こそ姉妹対決が見える事で俺らは楽しみにしていた。軽鎧に帯剣と言う出で立ちの金髪優男と三メートルある巨漢で、無言の巨人はヘラクレスから指名されたのか見ていた。ガタイが良く、特に前腕が極太で人間と言うより怪物に近い。
『確かバラムは怪力が家の特色だった気がするにゃ』
『あの怪力は記録映像でも見たが、そこの魔法騎士は元七十二柱で断絶されたクロセル家の末裔だった
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