1部分:第一章
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」
「ここは我等の野営地だ」
このことを二人の弟に告げる。
「何があったのかすぐにわかるようになっているな。術でな」
「くっ、そうだったな」
「だからだ。絶対に逃げられぬ」
「それでは兄者達」
ヨッハルヴァは難しい顔のままさらに二人の兄に言うのだった。
「観念するとするか、ここは」
「うむ、仕方がない」
「罪は罪だ」
こう言って仲間の神々が彼等のところに集まって来るのを待っていた。彼等は程なくしてその仲間達に取り囲まれた。確かに血の気が多く迂闊な三人だったがそれでも潔さは持っていた。だからここでは素直に武器を差し出し裁判に向かったのだった。裁判官は神々の長である光の神ルーだった。彼は三人を前にして難しい顔をしていた。
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