ハプニング&ラブ
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「新婚旅行?」
「そういえば行って無かったわね貴方たち」
執務をしているジークとディアナの元へとやって来たドロシーが口にした言葉"新婚旅行"。伊達眼鏡を掛けながら仕事を行っているジークは思わず目を丸くし補佐のディアナは確かに行ってなかったと納得する。
「カルデアの掟の改正とか上手く行ってるし問題も片付いてきてるしそろそろ行ってもいいんじゃないかな〜って♪」
「行くにしても何処に行くんだ………?目的地を決めなくては行くものも行けんぞ?」
「それなら決めてあるよ!」
と嬉しそうな笑みを浮かべながら一枚の髪を差し出して来る妻に夫はそれを受け取りながら眺める。
「海のリゾートで楽しい一時を……?全く君は俺に一言も言わず………まあ旅行自体は賛成なんだが」
「でしょ!?」
「ハァ………仕方が無い、大爺に許可を貰ってくるか」
「もう貰ってあるから問題無いよ!さあ行こう!!」
余りに素早すぎる手際の良さに少々呆然としながらもドロシーに腕を胸に埋められながら引っ張られていくジーク。そんな様子を見守っていたディアナは静かにデスクの片付けとこの近々自分に姪か甥が出来るのではないかと思案するのであった
「女の子も男の子も悪くないわね………」
「追加の書類お持ちしましたー♪」
「あっここにおいて頂戴ね」
「これディアナさんのです」
「えっ」
「―――という訳でやってきました海!!」
「という訳って省きすぎではないか?」
旅行の道中など全てをカットしてやってきた海のリゾート地。ドロシーによって既に纏められていた荷物を宿に置き水着に着替えて浜辺へとやってきていた。海では既に多くの人が泳いだり日焼けをしたりしている。
「それにしてもジーくんの水着姿ってすっごいセクシーだね♪」
ジークは所謂黒のボクサータイプの水着。無駄の脂肪が一切無く引き締まった肉体は美しく男女に関わらず相手を魅了する。事実ビーチに居る人たちはジークの姿に憧れを抱いたり見惚れている物もいる。
「そうか?君ほどではない、よ…………」
「如何したのジーくん?」
そしてそんな彼の妻であるドロシーの水着姿はというと……着用しているのは黒のレースが付いている清純なイメージを与える白のビキニなのだが……本人の自重を知らない魅惑のボディを覆いきれておらず少々見えてしまっている部分もある。そんな彼女の水着姿を見た旦那は思わず赤面し顔を背けるのであった。
「居、否なんでもないよ………想像以上に君の水着姿が魅惑的で思わず目を外してしまったんだ……」
「いやん恥ずかしいよ♪お世辞でも嬉しいよ」
「だ、断じてお世辞ではないのだが………」
鋼の精神を持っている彼でもナイススバディすぎる妻のそんな姿は直視出来ないようだ。
「さ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ