30 サント・アンヌ号
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こへ向かうはずである。
オーキド「こんなものは役に立たんと思うが……ほれ、船のチケットじゃ」
次の日、グリーンとイミテはギャラドスに乗ってクチバへ向かった。
グリーンは1人で行くと意地を張るが、ブルーに2度負けていることを突かれて折れる。
それに、ゲンガーは既にイミテに懐いていてグリーンの言うことを聞かない。
グリーン「そうか、そのゲンガーって元々お前のポケモンだったのか」
イミテ「いえ、最初はブルーのポケモンだったんですけど、記憶を失ってからこの子を怖がって捨ててしまったんです。
それからわたしが引き取って、ブルーがポケモントレーナーになってヤマブキに来たときに返したんです」
グリーン「どうりでお前に懐くわけだ」
イミテ「わたしといたこともブルーといたことも忘れちゃってますけどね……」
グリーン「ゲンガーのためにもあいつを取り戻さねーとな。
クチバで船を逃したらアウトだ、行くぜ!」
2人はクチバに着く。
港にサント・アンヌ号を見つけ、オーキドに貰ったチケットを船員に見せる。
船員「船は出港しました」
グリーン「ここに停まってんじゃねーか」
船員「今日はシルフカンパニー御一行の貸し切りなのだよ」
グリーン「お前知らねえのか、シルフはロケット団に乗っ取られたんだぜ。
というかロケット団がシルフなんだよ!
今すぐ船から全員下ろして警察に突き出せ!」
船員「お前を警察に突き出してやる!」
グリーン「嘘じゃねー!
俺はこの目で見た、サカキが悪事を働くところをな!
こないだの異常気象もシオンタウンが海に沈んだのも、全部サカキがやったことなんだぞ!」
船員「はいはい、お話したいならそこのポケモン大好きクラブでも行っといで」
グリーンは軽くあしらわれる。
イミテ「……無駄みたいですね。他の手を考えましょう」
グリーン「他に手があるかよ! 船に乗り込んで片っ端からやっつけてやる!」
2人の背後に男がやって来る。
男「君たち、その話は本当か?」
グリーン「あんたは?」
男「しー……! 私は国際警察!
ロケット団の悪だくみを追っているところだ!」
グリーン「なんかうさんくせーな。アクション映画観すぎのおっさんにしか見えねーけど」
男「さっきの君の話もアクション映画にしか思えんがな」
グリーンは他の手を考えようと言って、イミテの手を取りその場を去ろうとする。
男「あーすまんすまん、気に障ったなら謝るわい」
男が変装を取ると思ったより年老いているのがわかる。
男「わしはヤマブキが封鎖されたとき、地下通路からシルフカンパニーへの侵入を試みた。
しかし毒ガスがばら撒かれていて結局失敗した。
後でわ
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