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リリなのinボクらの太陽サーガ
継承編 決起
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のか、その身を以て証明したのだから! しかも誰かに命令されたり縛られたりは一切せず、ただあるがままの信念でこれまでの全てを乗り越えてきた! 無限の欲望たる私にとって、初めて目標になる生き様を貫いた者と言えるのさ!」

「あなたに目標にされても、教主はどうでもいいと一蹴するでしょうね。ところでなぜあなた達が私達と接触を図ったのか、理由をまだ聞いていませんが?」

「そこまで警戒しなくても、私自身の戦闘能力はそこまで高くないから目立つ真似をして危険を招いたりはしないさ。ただ君達にちょっとしたお土産を渡そうと思ってね」

「お土産……?」

その意味が何なのか見当が付かず、首を傾げる我に向かってスカリエッティは無防備に近づきつつ、白衣のポケットに手を入れた。警戒してデバイスを構えるシュテルとレヴィ、その二人の動きを見張るかのようにトーレとチンク、クアットロも臨戦態勢に入った……のだが、スカリエッティは右手を上げて彼女達に警戒を解くように指示した。

「私達は別に君達と争いに来たんじゃない。むしろ協力関係になれるかもしれないよ? このディスクの中身を見た後なら……ね」

そう言ってスカリエッティは表面に何も書かれていないディスクを取り出し、我に手渡してきた。危険物じゃないと分かった事で、シュテルとレヴィも一旦デバイスを格納する。ひとまず受け取りはしたものの、果たしてこのディスクは何を記録しているのだろうか?

「おっと! 後で文句を言われないよう今の内に言っておくが、それを見たらもう戻れなくなる。二度と立ち止まる事は許されない……サバタのように命が果てるまで戦い抜かなくてはならなくなる。その覚悟があるのなら……」

「ふん、今更何を脅すのかと思えばその程度の事か。我らの魂は常に教主殿と共にある、命ある限りどこまでも突き進む所存だ」

「その程度……? ククク……アレをその程度扱いか! 彼の傍にいた事もあって、君達も中々興味深い思考回路をしているじゃないか! 面白い……ああ面白くなってきた! 君達がそのディスクの中身を見るか見ないか、もし見たのならこれからどうするのか、その様をじっくり拝見させてもらうとしよう!」

「用事はそれだけですか? 終わったのならさっさと立ち去った方がよろしいですよ、ここは一応管理局の膝下なのですから」

「もちろん、そうさせてもらうさ! それではサラバ!! フッハッハッハーッ!!」

「あのぉドクター? そのような大声で笑っていたら、マヌケが多い管理局でも流石にバレますわぁ〜」

「とにかく用事は果たした。我々も去らせてもらう」

「まぁ何だ。私もCQCの訓練をしているから、機会があれば手合わせの相手もしてほしい。それじゃあしばらく達者でな」

何やら目立つ笑い声を上げながらスカリ
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