暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の有能な劣等生
綻びの聖剣
[7/7]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
事を話して訳分かんなくなってきたって?
 僕も口は上手い法じゃないからまとめて話すのは無理だけど。一つ君に知ってほしい事は【吸血鬼】には近寄るなって事さ。
 特に日本のはね。独自の技術で開発された人間兵器…アレは僕でも対処は面倒だ」

「危険な存在だよ、魔法力は皆無だけど。
 戦闘能力だかならずば抜けている。魔法を無効化する特殊な皮膚に、闇を見通す魔眼の瞳。
 まず普通の人間じゃ敵わない。魔法を極めた魔法師でも勝てる見込みは0だ。
 魔法で成り立った世界の住民では絶対に敵わないから君も注意してね、と言ってもそんな簡単に会えないけど」

「うーん。長くなるから珈琲でも淹れようか。
 僕の淹れる珈琲は絶品だよ♪」

「あれ? なにその表情?」

「え、不味いって!?」

「………今日はここまでにしようか」






「消えない…禁忌を犯しても駄目なのか……」
 藤宮の中でも生涯永遠に隠蔽し続けると誓った魔法でさえ奴は殺せなかった。
 正体不明の混合色…アレは普通じゃない。なんでそんな奴の隣にいるんだよ君は?
 考えても解らない、なら理解する事を放棄し傘繭を救出するそれだけだ。
 ―――――全盛期の零より危険かも知れない。
 同等、それ以上の化物…僕ならどうする?
 傘繭を助ける、最優先事項だ。僕はこれから始まる戦争に決着を付ける定めなんだ。

「助けるけど…この代償は高くつくよクソ野郎」



























[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ