Life23 転生天使!転生麻婆!?中編 〜赤龍帝、兵藤一誠VSこの世全ての辛み、言峰綺礼〜
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すぅぅ!」
「イッセー君、君だけに背負わせないよ!」
「お前ら・・・・・・!」
2人は、自らの意思で立ち向かう事を決心したようだ。
そこで一誠がアドアイスをする。
「1口目は一番重要だからな?意識をつなぎとめる事に最初は集中しろよ?」
「わ、解りましたぁぁ!あーーむ!!」
「それじゃあ、先に行くよ!あーむ!!」
2人は覚悟を持って麻婆を口の中に入れた。
しかし2人は運が悪かった。
何と2人の皿には一番からい部分が入っており、見分けなどつく筈も無く、最初に救い取ったのがそれだった。
「・・・・・・・・・・・・あぶぅぅうううううう!!!?」
「・・・・・・・・・・・・ぐふぅうううううううう!!?」
「木場ぁああああ!!?ギャスパぁああああああああ!!!」
「何!?」
2人はアザゼルと同じように、盛大に血を吐いて撃沈して逝った。
そして再び気絶したものが現れた事により、綺礼が首をひねる。
「何故だ?聖女アーシア達も騎士兵藤一誠も、これほど美味しそうに食べてくれるのに。一体何故だ?」
気絶した2人をすかさずに介抱する悪魔たち。
そして一誠は、戦友たちの散り際を勇気をもらったと解釈して、再び挑みに行く。
「お前らの覚悟、俺がまとめて背負ってやるよ!行くぞォオオオオオオオ!!!」
−Interlude−
リアスは最早、一誠を直視する事が出来ずにいた。
それほどまでに一誠の疲弊度が相当なものだったからだ。
視点はぶれており最早堪えきれないのか、口元からは血が垂れていた。
そして痙攣もしていた。
因みに、アーシアから見て口元から垂れているのは麻婆豆腐の一部であり、その他の症状はあまりの美味しさに感動しているモノだと思っている様だ。
そんな一誠は最後の一口と、蓮華で救い取って自分の口元へ運ぼうとするがダウンしてしまった。
意識は手放していないモノの、かなり追い詰められていた。
これまた因みに、ドライグも疲弊が激しいのか、最早悲鳴を上げなくなっていた。
「あ、あと、一口なんだ・・・」
「イッセー・・・・・・!」
そんな一誠を見てリアスが覚悟を決めた。
「これは私が食べるわ!あむっ!」
「ぶ、部長・・・!」
『リアス!?』
誰も?が最悪のリアスの吐血を覚悟したが、当の本人は何時までも噛んでおり、そして――――。
「お、美味しいわ!!」
『な、何ぃいいいいいいいいいいいいいぃいいいいいい!!?』
何と4人目の仙人が出現したのだ。
その予想外の事態たるや、先程まで瀬戸際でギリギリだった一誠の顔も、驚愕で満ち溢れていた。
しかも何故か元気な顔
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