禁断−妖怪と人間の恋− 序章!
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い溜め息をして、ぼんやりと辺りを見回していた。
「紅蘭。よく、あんな辛い訓練をやり切ったな。褒めてやろう」
紅蘭の兄_紅蓮が、嬉しそうに飛んできた。
__兄さんが、何か言ってる……。
嬉しそうに喋っている紅蓮の話を全く聞かずに、思っていたことはただ一つ。
__また、人間界に行きたいな__。
許されない事だと分かっている。また掟を破り、厳しい罰が待っているのも、迷惑をかけるのも…分かっていた。だが、紅蘭は裏切り、行ってしまうのだ。
__決して許されない世界、人間界へ__…。
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