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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
10の鍵と2の鍵
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驚いていたが、すぐに笑う。

「エルちゃん、久しぶり〜?」

その人は露出の高い恰好をして、猫のような顔立ちだった。
髪の毛も猫耳っぽい特徴だった。

「ミリアーナ!」

「知り合いですか?」

「ああ。」

「会いたかった〜〜っ!!!」

そのミリアーナさんはエルザさんに抱き付く。

「あはは。」

「・・・先に言っておきますよ?」

「ああ。」

昔の知り合いに会えたんですから、
俺はいない方がいいと思い、先に宿屋に戻る事にした。































「おっ!ウェンディ!!」

「お兄ちゃん!」

途中で、ウェンディ、シャルル、ミント、
ナツさん、ルーシィさん、ハッピーを見つけた。
どうやらまだ宿屋に戻っていなかったようだ。

「エルザは?」

「昔の知り合いと会っています。」

「そっか。」

「これから宿屋へ?」

「ああ。」

「・・・あれ?グレイさんは?」

「えっと・・・」

「気の毒な事に、乱入してきたリオンに捕まったみたい。」



『今日こそハッキリさせようじゃないか!』

『ジュビアもハッキリさせましょう!』


「あはは・・・。」

哀れですね、グレイさん・・・。

「ん?宿屋の前に誰かいるぞ?」

「本当だ。」

「確かに。」

「目ぇいいわね、アンタら・・・・・・!」

俺達は宿屋の前にいる人物に驚いた。

「お前は。」

剣咬の虎(セイバートゥース)の」

「星霊魔導士。」

「確か、ユキノ、さんでしたね?」

剣咬の虎(セイバートゥース)の星霊魔導士のユキノさんだった。
今日の最後のバトルで出た人だ。
ルーシィさんが持っていない黄道十二門の残り2つと、
それを上回る蛇遣座の星霊を持つ人だ。
水色のショートボブヘアに薔薇の髪飾りが特徴で、
格好がバトルの時のは白く、魔術師のような格好だったが、
今はタンクトップとズボンだけのシンプルな格好だった。髪飾りもない。






































「用事?あたしに?」

「はい。ルーシィ様に大切な用事があり、伺いました。」

ユキノさんはどうやらルーシィさんに用があるみたいだ。

「セイバーが何の用だよ。」

「ちょっとナツさん・・・。」

「話しぐらいは聞いてあげましょ?」

ナツさんの言葉に俺とウェンディがそう言う。

「あつかましい申し出ではありますが、これ
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