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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
エクリプス計画
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ツさんを止めようとしたのかわからないがそう言ったことに対し、リリーとセシリーがもっともなことをいう。その後ろでシャルルは相変わらず浮かない顔をしていたが、それよりも今は星霊魔導士が必要と言っている彼らの話を聞くべきだと思った俺はそちらに意識を集中させる。

「ついてきたまえ」

アルカディオスさんはナツさんの睨みに臆することなく背を向けるとどこかに向かって歩き始める。

「おいテメェ!!待ちやがれ!!」
「ナツさん」
「少し落ち着きましょう」

無視されてしまったナツさんは彼に掴みかかるのではないかというほど怒っていたので急いで俺とウェンディで腕をつかんで動きを封じる。その際なぜか俺の方を見たあとすぐに顔を背けられたけど・・・バトル終わってからずっとこの調子だな?一体なんなんだ?

「ルーシィ様」

俺たちがナツさんを止めているとその隣にいるユキノさんが自分と同じく星霊魔導士であるルーシィさんに声をかける。

「私からもお願いします」
「え?」
「この作戦が成功すれば、ゼレフ、そしてアクノロギアを倒せます」
「アクノロギアを・・・」
「倒せる?」

あれほどまでに強くて凶悪なドラゴン。あれをそんなに簡単に倒せるのかとも思ったがユキノさんの目はウソをついているようには見えない。どういうことなのかさっぱり話は見えなかったが、俺たちはとにかく彼女たちについていくことにした。






















「っんだこりゃあ!?」

俺たちがアルカディオスさんに連れられやってきた場所、それは王様が住んでいる巨大なお城だった。

「でけぇ・・・」
「華灯宮メルクリアスですね」
「王様が住んでいるお城ですよね?」
「その通りだ」

グレイさんは感嘆の声をあげ、ウェンディと俺が大会前日にやって来たこの場所について説明する。そういえばこの場所でノーランに襲われたんだったな。ないとは思うが同じように襲撃されることだけには注意しておこっと。

「立派なものだな」
「オイラたち入っていいの?」
「やった〜!!」

リリーやハッピーもメルクリアスの大きさに驚き見上げている。セシリーはここで襲われたことなど微塵も覚えていないようで、中に入れることに純粋に喜んでいた。

「まず初めに、ルーシィ殿を狙い拐おうとしたことを謝罪しておきたい」
「な・・・何!?」

アルカディオスさんの言葉にナツさんが驚く。それって2日目のバトルパート中に起きた奴のことだよな?ルーシィさんを拐おうとしたけどナツさんに追撃されて失敗したっていう・・・

「あれ、あんたの仕業だったの?」
「でも大鴉の尻尾(レイヴンテイル)に命令されてって捕まった人たちは言ってました
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