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大蛇
6部分:第六章
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っていた。そのうえで言う。
「槍ではなく銃じゃが」
「やりますか」
「うむ」
 こう言い合ってだった。その緊張の中で周囲を見回しているとだた。パンチョが気付いたのである。
「あれっ、あそこに」
「どうしました?」
「いえ、あそこにですよ」
 こうドウモト弟に応える。見れば右手にだった。
「何か大きなのが浮かんでません?」
「むっ、そうじゃな」
 博士もそれに気付いた。

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