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サクラ大戦7人目の隊員
クーデターのその後と聖なる日の一日
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帝都を震撼させた帝国陸軍によるクーデターと、黒鬼会が壊滅して1ヶ月が過ぎ、帝都に住む人々は、師走を向かえ、慌しくも平和な時間を過ごしていた。


大帝国劇場では、聖なる1日に開催する。特別公演に向けて、ある作戦が始動していた。


それは・・・

支配人室

「大神入ります」

「おお、いいぞ大神」

「大神先月はよくやったな、クーデター阻止と、黒鬼会の壊滅、これで帝都も少しは落ち着くだろうさ」

「しかし、直哉君が」

「ああ、あれから1ヶ月経つが、未だに直哉は目覚める気配はない」

「そうですか・・・」

「そう悲観するな、大神別に直哉は、死んだわけじゃいないんだからな」

「ですけど、俺たちが、さくら君たちが来る前に、鬼王を倒せておけば、この結果を防げてたんじゃと思うと・・・」

「大神気にするなと言わんだが、隊員たちの前では、出すなよ」

「わかりました。」

「そこでだが、お前に今月1日のみの特別公演の総合演出をお前にやってもらいたい、そして主役もお前に決めてもらいたい」


「ええーー支配人俺が、総合演出と、今月の特別公演の主役を俺が、決めるんですか?支配人?」

「そうだ、この件は、直哉もさくらも同意している。つまりこれは、花組全員の意思なのだ、大神に決めてほしんだとよ」

「支配人・・・わかりました」

そして大神は支配人室を出て行った。

大神は支配人室を出て舞台に行く途中で織姫に出会った。

「あ、少尉さんどうしたんですか?こんな所で?」

「ああ、織姫君。少し考え事しててね、気分転換に、舞台に行こうと思って」

「成る程、体を動かすこと、はいいことですしね」


「それでは少尉さん失礼するでーす」


大神は、織姫と別れ、舞台に向かうと、そこにはさくらがいた。

「さくら君良いのかい?舞台に来て」

「あ、大神さん来てたんですか」

「さくら君、直哉君の所にいなくていいのかい?」

大神がさくらに質問した。

「ええ、大神さんいつまでも私がくよくよしてても、直哉君が喜ばないと思うので」

「そうか、さくら君君は、強いんだな、俺なんてまだあの時の事を、考えると後悔するんだ」

「大神さん・・・」

「駄目だよな、こんな隊長じゃ」


「そんなことはないですよ、それに私は強くないですよ。私のほうが直哉君に依存してるかもですが」


「え、何故だい?」

「実は私、最初は直哉君のこと嫌いだったんですよ」

「えええーーー今の君達を見たら信じられないよ」

「ええ、私もそうですから、私としては、大好きなお父様を取られたという気持ちからで」

「成る程ね、子供の頃によくあることだ
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