帝都の一番長い日4 五行衆との決戦前編
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「久しぶりだな、大神一郎よ」
「あ、貴方は、京極圭吾陸軍大臣どうして帝劇に、来てるんですか?」
「それはな・・・」
「「京極さん少しいいですか?」」
「何かな?」
「「これこないだの結婚式のお土産なんですけど、この間渡しそびれてしまったのでどうぞ」」
「あ、すまないね。この間君達の式の最中に、帰ってしまって」
「いえいえ、そうだ鬼王さんにも、お土産あるんで呼んでくれませんか?」
「そうなのかい?おーい鬼王」
「ハッ・・・」
!!
「鬼王だと」
直哉とさくら以外の全員が、突然出てきた鬼王に驚いていた。
「鬼王さんこれ、結婚式のお土産です」
「・・・かたじけない」
「さて、京極さん、話を進めましょうか」
「そうだな、待ってるみたいだしな皆、でもその前に二人に聞きたい、このまま仙台に戻ってくれないか?」
「どうしてですか?」
「私が、君達と戦いたくないというのが、本音だ、それに君達は一馬さんのお子さん達だからだ」
「「でも僕達は、やめるわけにはいかないです」」
そうか、わかったならば、帝国華撃団を倒し、君達姉弟を手に入れてやる」
「米田久しいな」
「京極貴様、絶対帝都も、直哉とさくらをお前になどには、渡さんからな」
「ふ、せいぜい頑張る事だな、行くぞ鬼王」
「ハッ帝国華撃団よ、我等の本拠赤坂へ来い、そこで我らとの決着を付けようぞ」
そう言って、京極と鬼王は、消えていった。
京極達がいなくなった後の、地下司令室では・・・
「まさか京極陸軍大臣が、今回の軍事クーデターの首謀者で、鬼王たちの首領だったとは」
大神はまだ信じられないと言う様子だった。
「京極目ここまで派手なことをして、俺たちにも、黒鬼会の首領としての姿を見せるとはな」
「大神やつらは、今回で俺達との戦いを終わらせるはずだ、気合を入れておけよ」
「はい、司令それでは、俺たちは出撃します」
「うむ」
「帝国華撃団花組出撃せよ!!目標地点赤坂黒鬼会本拠だ!!」
「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」
帝国華撃団花組は、翔鯨丸で、赤坂の黒鬼会の本拠に着いた時、その問題が起きた、その問題は。
「さあ大神はん、どっちから進むで行くんですか?正面から?それとも裏口から?」
「・・・・なあ紅蘭俺が決めないと駄目か?」
「何言ってるや、当たり前やそんなことは」
「しかし、俺より高い命令権を持つ直哉君がいるのに、俺が決めていいのか?」
「確かに、でも今は直哉は隊員として、参加してます。従って少尉に部隊の権限がありますので、少尉が決めてください」
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