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ガールズ&パンツァー もう一人の転校生 【リメイク】
原作編
私たちの戦車
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私たちは中学時代にティーガーに乗って戦いました。そして、去年は、ティーガーUに乗って戦いました。私たち白河も黒森峰同様にドイツ戦車を主に導入して使っています。しかしドイツ戦車を使っているのはレッドチームとイエローチームだけで、ホワイトチームからはイギリス戦車やロシア戦車等を使っていますので、校内で戦っているだけで、練習試合気分が味わえたりしました。
なので、私たちはある程度ならば性能もわかっていると言うことです。対戦校ともなれば、本格的に調べますかが、本腰を入れてまで調べたことはあまりないのが現状です。
「梨華!届いたよ」
そして私たちの愛用していた戦車が今年になって廃止されると言うことだったので、私はその戦車を譲り受けてきました。と言うよりも、預かってもらっていただけなのです。
「これで本格的に練習できるね」
「うん。ところではやたちのは?」
はやたちも私たちと同じでティーガーUに乗っていましたが、はやはティーガーの方を好んでいたため、無理を言ってティーガーにしてもらいました。
まあ、ティーガーUを2台に比べれば、向こうが儲かったと思いますけど。
「はやたちのは明日来るそうです」
別々に送ってきたんだ。それはそれはご苦労様なことで。めんどくさいだろうに。私だったら一辺に送ってしまうけどね。何かしら理由があるんだろう。気にしないでおこう。
「梨華!整備始めるよ!」
「うん。すぐ行くよ」
ティーガーは足回りが少し脆くてね、私たちはいつも改良して、少しでも持たせるようにしてるんだよね。だから今回もちょっといじって見ようと思ってね。
私たちの腕はけっこう自信あるんだよ。だって、今まで一度も履帯を外したことがないんだから!でもその分、無茶はしてきたけどね。
「今回もいつもと同じでやる?」
「もちろん!」
急にやり方を変えたら混乱するだろうし、操作面でも変化が生まれるかもしれない。それならば、慣れ親しんだやり方が一番いいはず。
それでもこの作業に時間が掛かる。まあ、手間隙かけた方がいいとはよくいうけど、それを実際に体験する機会ってあんまりないよね。
「りかーーーーー!」
振り向くとそこには急いで走ってくる裕香がいました。まぁ、隠れてこそこそやっていることなので、風紀委員とかに何か言われたときは反論できないけど、一様戦車道選択者として扱われているわけなので、大目に見てくれるとは思うけどね。
「今年の白河はなんかすごいみたいだよ」
裕香は手に持っていた新聞を広げ、梨華に見せつけていた。そこに書かれていたことに梨華も一瞬言葉を失った。そこに書かれていたのは、
「白河女子高戦車道、社会人選抜を圧勝!!・・・・って、なにこれ?」
そう、高校生が社会人選抜に買
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