潜入せよ!エバルー屋敷
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
に・・・」
「討伐系の報酬並みじゃねぇか・・・一体、どうなってんだよ・・・」
「ちィ・・・おしい仕事のがしたな」
そんな中でグレイはニヤリと笑った。
「面白そうな事に・・・なってきたな・・・」
所変わって此処は馬車。
「言ってみれば、随分と簡単な仕事よねー」
「あれ?嫌がってた割には結構乗り気?」
「トーゼン!何てったってあたしの初仕事だからね!ビシッと決めるわよ!」
そう言ってガッツポーズを取る。
ヤル気満々だ。
「要は屋敷に潜入して本を一冊持ってくればいいだけでしょ?こー見えて、色気にはちょっと自信あるのよ。うふん♪」
「ネコにはちょっと判断できないです」
ルーシィのお色気作戦はとことん失敗していたのだが・・・。
「言っとくけどこの仕事・・・アンタ等やる事ないんだから、報酬の取り分7・1・1・1だからね」
「ルーシィ1でいいの?」
「じゃあ俺が7な」
「あたしが7よ!」
ラウルの言葉にルーシィが突っ込んだ。
「ちょ、ちょっと待て・・・オレ達、もやる事・・・ある・・・」
「何よ」
今まで馬車に酔って話していなかったナツが口を開いた。
「捕まったら助けてやる」
「そんなミスしません」
「そんなこと言ってっと捕まるんだ」
「魚釣りでもね、エサは無駄になる事多いんだよ」
「あたしはエサかいっ!」
そんなこんなで話していると馬車が止まった。
「着いた!」
「馬車には二度と乗らん・・・」
「いつも言ってるぞ」
このやり取りは日常茶飯事らしい。
「とりあえず腹減ったな。メシにしよ、メシ!」
「ホテルは?荷物置いてこよーよ」
「あたしおナカ空いてないんだけどぉ〜、アンタ自分の「火」食べれば?」
ルーシィはナツにいい案思い付いた!とばかりの顔で提案したが、ナツはとんでもないとばかりの顔で返した。
「とんでもねぇ事言うなぁ。お前は自分の「プルー」や「牛」食うのか?」
「食べる訳ないじゃない!」
「それと同じだよ」
「ナツは自分で発火させた火を食う事は出来ない」
「めんどくさー」
ほんとうにめんどくさそうだったルーシィがまたもやいいこと思い付いた!とばかりの顔で言った。
「そうだ!あたし、ちょっとこの街見てくる。食事は3人でどーぞ」
「なんだよ・・・皆で食った方が楽しいのに」
「あい」
「まぁ、早く食おうぜ」
此処は町のあるレストラン。
「脂っこいのはルーシィにとっておこっか」
「脂っこいの好きそうだもんね」
「おおっ!これスゲェ脂っこい!」
「あ・・・あたしがいつ脂好きになったのよ・・・もう・・・」
「お!ルー・・・シィ?」
「結局あ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ