潜入せよ!エバルー屋敷
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「星霊かぁ・・・確かに雪山じゃ牛に助けてもらったなぁ」
「そうよっ!アンタはもっと星霊に対して敬意を払いなさい」
「あん時はルーシィがついて来るとは思わなかった。けど・・・結果ルーシィがいなかったらヤバかったって事だよなぁ。よーく考えたらお前変な奴だけど頼れるしいい奴だ」
あのナツに変な奴と言われたことにショックを受けていた。
「そっか・・・」
「な、何よ?」
「ナツ、どうした?」
「よし決めた!プルーの提案に賛成だ!」
ずっと考え込んでいたナツが急に顔を上げた。
「俺達でチームを組もう!」
「チーム?」
「あい!ギルドのメンバーはみんな仲間だけど、特に仲のいい人同士が集まってチームを結成するんだよ」
「1人じゃ難しいクエストもチームでやれば楽になるしな」
「いいわねそれっ!面白そう!」
「おおおしっ!決定だーっ!」
「契約成立ね!」
「あいさーっ!」
「プーン!」
「おめでと」
「あれ?ラウルは入らないの?」
ルーシィが疑問に思った事を口にだした。
「俺はもう組んでるから」
「ラウルのチームにはトニーとキアラとフレアが入ってるんだ」
ハッピーが説明をした。
「さっそく仕事行くぞ!ほら、もう決めてあるんだ!ラウルも手伝え!」
そう言ってナツが依頼書を取り出した。
「うっそ!エバルー公爵って人の屋敷から一冊の本を取って来るだけで・・・20万J!?」
「な!オイシー仕事だろ」
「ん?注意事項・・・とにかく女好きでスケベで変態!ただいま金髪のメイドさん募集中・・・」
「は!?」
ルーシィはラウルの言葉に耳を疑った。
「ルーシィ、金髪だもんな」
「メイドの格好で忍び込んでもらおーよ」
「あんた達最初から・・・ハメられたーーーーっ!」
ルーシィは頭を抱えた。
が、ナツは追い討ちを掛けるかのように
「星霊魔導士は契約を大切にしてるのかぁ。偉いなぁ」
「ひでぇーーーっ!」
その頃ギルドでは
「あれ?エバルー屋敷の一冊20万Jの仕事・・・誰かにとられちゃった?」
レビィが依頼板を見てミラに聞いた。
「えぇ・・・ナツがルーシィとを誘って行くって」
「あーあ・・・迷ってたのになぁ・・・」
「レビィ・・・行かなくて良かったかもしれんぞい。その仕事・・・ちと面倒な事になってきた。たった今依頼主から連絡があってのう」
「キャンセルですか?」
マスターの言葉にレビィがそう聞く。
「いや・・・報酬を200万Jにつり上げる・・・だそうじゃ」
「10倍!?」
「本1冊で200万だと!?」
ギルドにいた全員が驚愕した。
「な・・・何故そんな、急
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