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雷の第一世代
潜入せよ!エバルー屋敷
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「いいトコ見つかったなぁ」

今ルーシィは入浴中。
少し経ってバスタオルを体に巻く。

「7万にしては間取りも広いし収納スペース多いし、真っ白な壁、木の香り、ちょっとレトロな暖炉に、竈までついてる!そして何より1番素敵なのは・・・」
「よっ」
「邪魔してるぜ」
「チワーッス」
「あたしの部屋ーーーーーーーーーーーーっ!」

部屋にはナツ、ハッピーと見慣れない男がいた。

「なんであんた達がいるのよー!」
「まわっ」

ルーシィはナツとハッピーに回し蹴りを入れた。

「だってミラから家決まったって聞いたから・・・」
「聞いたから何!?勝手に入ってきていい訳!?親しき仲にも礼儀ありって言葉知らないの!?アンタ達がした事は不法侵入!犯罪よ!モラルの欠如もいいトコだわ!」
「おい・・・そりゃあ傷つくぞ・・・」
「傷ついてんのはあたしの方よー!」
「いい部屋だね」
「爪とぐなっ!ネコ科動物!」

次々と突っ込むルーシィだが、やっとある人に気が付いた。

「えーと、あなたは?」
「俺はラウルだ。ラウル・ビカリントラ」
「昨日仕事から帰って来たんだ」
「てことでよろしくな、ルーシィ」
「はい、よろしくお願いします!」
「敬語はいいって」
「ん?何だコレ」
「!」

ナツが書類のようなものを手に取った瞬間ルーシィの顔色が代わり、すぐさま奪い取った。

「ダメェーーーーーーーっ!」
「なんか気になるな。何だソレ」
「何でもいいでしょ!てか、もう帰ってよーっ!」
「やだよ。遊びに来たんだし」
「えー、俺もうちょっと遊びたい」
「超勝手!」

とかなんとかいいながらも紅茶を出している。

「まだ引っ越して来たばっかりで家具もそろってないのよ。遊ぶモンなんか何もないんだから、紅茶飲んだら帰ってよね」
「残忍な奴だな」
「あい」
「紅茶を出してくれたんだ、感謝しろ」

ラウルの尤もな言葉は無視された。

「あ、そうだ!ルーシィの持ってる鍵の奴等、全部見せてくれよ」
「いやよ!凄く魔力を消耗するじゃない。それに鍵の奴等じゃなくて星霊よ」
「星霊魔導士だったのか、珍しいな」

ラウルは感心そうに腕を組んだ。

「ルーシィは何人の星霊と契約してるの?」
「6体。星霊は1体2体って数えるの」

そう言って銀の鍵を取り出す。

「こっちの銀色の鍵がお店で売ってるやつ。時計座のホロロギウム、南十字座のクルックス、琴座のリラ」

そしてしまい、金色の鍵を取り出す。

「こっちの金色の鍵は黄道十二門っていう門を開ける超レアなカギ。金牛宮のタウロス、宝瓶宮のアクエリアス、巨蟹宮のキャンサー」
「巨蟹宮!カニかっ!?」
「カニー!」
「何でそんなとこに食いつくん
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