―目覚め―
[15/15]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
、他のモンスターの装備カードとなり、攻撃力を1000ポイントアップさせる。さらに、お互いのフィールドと墓地のドラゴン族×500ポイント、攻撃力をアップさせる!」
その効果は偶然にも《真紅眼の闇竜》の効果と似通ったものであり、吹雪さんの墓地に溜まったドラゴン族の力を借り、さらに《ライフ・ストリーム・ドラゴン》と《真紅眼の闇竜》の分も加算される。その上昇量は《魔法反射装甲・メタルプラス》と自身の効果を加えた、《真紅眼の闇竜》の攻撃力を真正面から超える。
「バトル! 《スピード・ウォリアー》は攻撃時、元々の攻撃力は倍になる! よってその攻撃力は……7300!」
「美しい剣だね……さあ来い、遊矢くん!」
吹雪さんのライフポイントを削りきるほどの攻撃力となった《スピード・ウォリアー》が、剣を持って《真紅眼の闇竜》へと疾走する。その脚力を持って飛翔するように跳躍すると、真正面から《真紅眼の闇竜》の炎を切り裂きながら剣を振りかぶる。
「《スピード・ウォリアー》で、《真紅眼の闇竜》に攻撃! 真紅剣一閃!」
振り上げた剣か《真紅眼の闇竜》を一閃に切り裂き、吹雪さんへとトドメを刺す。炎を撒き散らしながら破壊されていく《真紅眼の闇竜》を見ながら、吹雪さんもその閃光に包まれていった。
吹雪LP800→0
「吹雪さん!」
倒れた吹雪さんに走り寄ると、再びダークネスの仮面がカードとなって封印されていき、元の吹雪さんの顔が露わになる。
「ああ、すまないね……でも、もう一仕事頼みたいんだ」
「え?」
その吹雪さんの言葉が発せられた瞬間、落ちた《ダークネス》のカードが闇に包まれていく。すぐさまそこから吹雪さんを連れて離れていくと、独白は続いていく。
「僕たちの今のデュエルを介して、あちらの世界と繋がってしまった……ミスターTが来る……」
――奴らの名は、ダークネス。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ