義理姉の実の母の霊?
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語禁止!技?」
「うん。なにかとすごいことしてなかった?」
「なにもすごいことなんてしてないよ?」
「さっきドラックしないでコピーとペーストしていませんでした?」
「敬語禁止!シフトキーを押しながら十字キー押して、まずドラックして」
「はい」
「そしてコントロールキーとCボタンを同時に押す」
「はい」
「これでコピー完了。それからコントロールとVボタンでペースト」
「出来ました」
「敬語禁止!」
水島先輩は俺らを睨む。
「恋人同士の会話に聞こえてならないのは私だけか?」
「いえ、俺も一瞬感じました!」
「マジで!?」
姉さんは見事に騒ぐ。
「心明先輩」
女の子の声が聞こえ、ドアが開く。
「あら?」
初めて知った。うちのお姉さんが心明という名前だと言うことを。
「あれ?何で生徒会室に男子が居るの?」
女の子は俺の事を見るなりよくわからない質問をした。
「どういう意味?」
俺は姉に聞いた。
「私。男の子って基本的にあまり好きじゃないから生徒会室に入れる事がないの」
「何で俺は?」
「弟の特権」
この姉駄目だ!空想ブラコンだ!
「それと、彼女は?」
「私は相沢環です」
「あなたと同じ1年生よ」
「へえ。よろしく。俺は斎・・・じゃなかった、川下藍氏」
「よろしくね。藍氏君」
彼女も下で呼ぶのか。まあいいや。
「俺は君のことを何と及びしたらいい?」
「じゃあ環で!」
「よろしく環」
「私のことは下の名前で読んでくれないのに?」
お姉さんは口をとがらせる。拗ねているのだろうか?
「やはりこいつは!」
副会長の水島先輩が声を荒らげて怒っている。
「お前。例のアレ。売ったか?」
「売ったよ」
「例のアレとは?」
「あなたには言えないわね」
水島先輩は言葉を濁らす。
どうやら後から聞いた話ではこれは弟ものの乙女ゲーらしい。
2ヶ月が経った。
俺が姉について理解した事を話そう。
姉の名前は川下心明。彼女は生徒会に所属していながらもバレー部に所属している。引退試合は今後に控えている。その練習に生を出している最中だ。と言うか、もう生徒会を引退している。
そして俺は彼女のお陰でバレーのルールを理解した。
姉はバレーの時は長い髪を束ねる。日によって髪質が変化するため結び方が変わる。
それを見るのがすごく楽しみでも有る。
俺は姉のためにパワフルなお弁当を作っていた。
「ありがと藍氏くん」
「どういたしました」
「この戦いが終わったら私がお弁当作ってあげるね」
「ありがたいです」
死亡フラグを立てた姉。
「敬語禁止!」
近年。姉と言うものを良いと感じてきている。しかし!
「妹が欲しい」
俺がつぶやくと姉はいつも悲しそうな表情を見せる。無意識とはいえ
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