義理姉の実の母の霊?
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引っ越しで相当疲れている。今日から学校だというのに俺は朝。6時という最悪な時間に起きてしまった。いつもは5時に起きて俺と母の弁当と朝食を作らなくてはならないのに。この一時間はでかい。俺は焦って目を覚まし、なれない台所にワープすると、エプロン姿で巨乳が目立つお姉さまが居た。
「あらおはよう」
そういえば俺。一週間ほど前から苗字が川下に変わったんだった。
「お、おはようございます。お姉さま」
「何かよそよそしいわね。別に敬語じゃなくてもいいし、それからお姉さまってやめて」
「じゃ、じゃあ何とお呼びすればいいで・・・いい?」
「もう。普通にお姉ちゃんとか姉貴とか、もしくわ、呼び捨てでいいのに」
名前わからねえ!内心叫んだ。
「ええっと。じゃあ姉さんで」
「却下」
「え!?」
「やっぱり呼び捨てがいいわね。私一人っ子だったから姉として呼ばれるの何かと好かないのよね」
「そ、そうですか」
「敬語禁止!」
「ご、ごめん」
「分かればいいの」
「ていうか、呼び捨てっていきなり恋人みたいでハードル高い」
「からかわないで?」
やばい!姉っていい。
でもやはり。俺は妹のほうがいい。妹として愛でたいとか思ったりしている。
身長は俺のほうが高いのだし別に問題ないよねとか思ったりする。
「あ、そうだ。俺料理できるからやるよ」
転校先の学校にて、
「えっと。とき・・・川下藍氏です。今まで偏差値の低い高校で過ごしていたので、この学校に付いて行けるかわかりませんがよろしくお願いします」
拍手が流れる。
「はい!」
男子生徒が挙手をした。
「編入試験ってどんな問題が出ました?」
「入試の問題を少し難しくしたような感じでした」
「開示請求行きました?」
「いきましたよ?」
なんかグイグイ質問来るな。しかも1人から。
「点数は?」
「6教科合計で490点ぐらい?」
「それくらい取れればついていけますよ!」
根拠の無い励ましどうも。
「はい!」
別の男子。
「川下会長と同居しているって本当ですか?」
「どっから湧いたその噂!」
芸人風に突っ込む。
「今朝通学路で見たそうです!」
確かに姉さんの家通学路から丸見えだな!
「はぁ。全く」
「どういう関係ですか?」
「姉弟です」
「川下会長は一人っ子だって!」
「そうだぞ!お前何者だ!」
「連れ子だよ!家庭事情にあまり踏み込まないでくれ」
皆黙る。
俺は教師が示した席に座る。
「ごめんね」
隣の席の少女がいきなり謝ってきた。
「なにが?」
「生徒会長って皆から純潔姫って呼ばれているの。だから皆生徒会長のことが大好きで君に当たったのだと思う」
純潔姫?初耳だ。
「呼ばれた切欠って?」
「ここ、中高一貫なんだ。この6年間でことごとく男子
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