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機動戦士ガンダムSEED編
第23話
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に包まれた。

 これは何か拙いとバルトフェルドはアイシャを守ろうとするが


「アンディ!」
「なっ──」


 ──その光に二人が飲み込まれたのは同時だった。













 


「ここは……」


 目を覚ましたバルトフェルドが目にしたのは、気絶する前と変わらないラゴォのコックピット内の景色だった。
 未だ完全に覚醒していない朦朧とした意識の中、バルトフェルドは自分に何が起こったのか何とか思い出そうとする。


「(確か僕は………!そうだ、アイシャ!!)」


 その時点でバルトフェルドの頭は完全に覚醒し、彼は自身のパートナーの安否を確かめる為、前方の操縦席へ乗り出した。
 そこには気を失い操縦席にもたれ掛かった状態のアイシャが居り、念の為に外傷などがないか確認するがどうやら特にそういった類は無い。
 バルトフェルドはそれに安心し思わず溜息を吐いた。だが、そのままでいる訳にもいかない。まず彼等は自分達に何が起きたのか現状を把握しなければならないのだ。
 バルトフェルドは正直もう少しアイシャの寝顔を見ていたい気分だったが、そうも言っていられないので彼女を起こそうと肩を優しく叩きながら名前を呼び続けた。


「ん──。アンディ…」
「良かった。目覚めたようだね」
「………私達、一体どうなったの?」
「分からない。どうやらモニターもイカれてしまったようでね……」


 ラゴォのモニター類は全て壊れ外の状況を映し出せなくなっており、恐らくは気絶する前に起こった現象に寄るものだとバルトフェルドは推測した。


「でも、あれは一体何だったのかしら……?あの男は去り際にあんな事を言っていたけど……まさか、あれを起こしたのは──」
「…恐らくそうなんだろう。──どうやら彼には常識では図れない何かがあるらしい」
「まずは外に出るべきでしょうね。……多分、何もないって事はないでしょうし」
「ああ。それじゃあここから出る事にしよう」


 二人共半ば感づいていた。既にここは先程までいた砂漠地帯ではないのだと。
 いつまで自分達が気を失っていたのか判別がつかないが、恐らくその間に彼の言っていた拠点にラゴォ毎運ばれたのだろう。


 何故こんなまどろっこしいやり方を選択したのか?

 あの現象は結局何だったのか?


 疑問は尽きないが、相手の意図が何であれ、まずは外の様子を確認せねばなるまい。
 前方にいるアイシャが現在上向きになっているハッチを開け、よじ登りながら外に出て行く。バルトフェルドもそれに続き外へと出るが、出た先は二人の想像を遙かに超えた場所だった。

 目の前に広がるのはMSの格納庫らしき場所だった。だが、MSパ
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