学園祭のライオンハート
第一試合:メガ進化と新たな禁手の姿
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一であっても臆さずに向かってくるメガバシャーモにより多少の火傷をした。両者の姿は何かがぶつかっている音しか認識出来ていないので、フィールドに現れる二つの得物がぶつかる金属音と一つの拳と火花だけ。
『くっ!まさかあれ程の速度を出せるとは・・・・あの生物の事を知ってましたか?祐斗殿』
『ううん。僕も知らなかったけど、アイツを倒さない限り主であるジークがいつまで経っても剣を抜いていないからね』
『未だに僕は剣を抜いていないが、僕との勝負で瞬殺されるのは面白くないだろう?だから今はメガバシャーモだけで充分だと判断したからね、馬とのコンビネーション抜群であると互角に動けるリアス姫のナイト。貴方を屠ろうとしても馬が許すはずがないし、足場を消し去る事をやろうとしても無駄だけどな』
メガバシャーモが、煙の中に消えた瞬間一気に飛び出して馬の脚に向かってローキックを喰らわしてから、祐斗にもローキックをお見舞いしてやった事で姿を現した二人組だった。祐斗周辺に地面から聖魔剣の刃が幾重にも飛び出した事で、メガバシャーモは空中高く飛んだ事からのブレイブバードにより飛行能力を一時的に得た。
『それを狙っていたよ・・・・雷の聖魔剣よ!』
天が光を放ち、雷がメガバシャーモは目掛けて降り注ぐが甘いな。雷パンチの態勢をしたので、雷ごと吸収して自分の力へと変換した事で馬目掛けて雷パンチを喰らわした事で感電状態となった。
ベルーガ自身は馬から飛び降りて、祐斗の隣に立った事でランスと聖魔剣を構えた事によりやっとジークの出番となった。聖魔剣は聖なるオーラも出ているので、斬られればアウトだがジークとメガバシャーモ相手をしてもセーフとなっている。
『ベルーガさんの動きと僕の動きでさえ、予測されている相手というのは面倒だ』
『私の愛馬であるアルトブラウを戦闘不能にさせるとは・・・・恐るべき相手だ。ここからは私と祐斗殿での速度でお相手した方がよさそうですね。私自身の幻影で貴方を倒しますが、ついでに祐斗殿もここで出したらどうですか?何でも新たな禁手方法を編み出したと聞いています』
『本来ならここで出すつもりはなかったけど、ベルーガの言う通りかもしれないね。幻影を出している時点で本物がどれか分からない程だけど、出し惜しみしていたら必要以上に体力を使いそうだ』
『貴方達の本気と言うのを僕に見せて欲しいですね、まだ僕は剣を抜いていないのだから』
祐斗は聖魔剣を消滅させて手元に聖剣だけを創り出した事で、いよいよ来るのかと思った。ジークは祐斗&ベルーガよりも強く、この勝負はジークの動きを捉える事だろうとあちら側はスタミナを消耗する。祐斗の才能は隣にいるベルーガを上回っているが、馬無しでは同じぐらいだろう。後続の為に手足一本でも斬り落とし、体力を奪う作戦
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